ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第15話 | 第16話 | 第17話 |
「私の愛する圧制者」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【16話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
夢の中のアネット
世話しなく医師や侍女たちが救護する中、今までアネットが不幸になることを願っていたにもかかわらず、実際その場面に直面すると動揺を隠せないハイナー。
幻想の中、出会った頃のアネットは笑顔で自分に語り掛けてくれます。さらに時は戻り、子供のアネットがピアノを弾いているところに遭遇するハイナー。赤く染まる中でアネットは恨めしい顔で見ています。
ハッと目を覚ましたハイナーは今のが夢だと気づくのでした。
アネットはこのまま助からない方が幸せなのかもと思ってしまいました。ハイナーはいったい何がしたいのでしょうね。
アネットがハイナーに苦しんできた分、今度はハイナーが苦しむ番が見たいです。
いまだに目を覚まさないアネット
数日後、いまだに目を覚まさないアネット。医師のミラ曰く、命に別状がなくても回復に時間がかかる状況であり、さらに彼女の意志の問題で目を覚ましたくないのかもしれないと言います。
何にでもおびえるほど大切にされてきたアネットが、いまだに自分で命を絶とうとしたことを信じられない様子のハイナー。
頭の中のもう1人の自分が、アネットは死ぬより生きる方が辛くなり、望み通りこの世から消えたのだとささやきます。
それを強く否定するハイナー。自分が望んでいたのはこれではないと強く思うのでした。
大切にされてきたアネットはもういないんですよね。ハイナーは自殺未遂は望んでいた形ではないと言いますが、じゃあどんな結末を望んでいたのでしょう。
アネットが目を覚ました時は、今までのように執拗に責めて追い込んだりせずに、もう彼女を自由にしてあげてほしいです。
アンスガーの訪問
自殺未遂してもなお、同情を誘っているだけだと批判的な世論。そんな中、アンスガーが訪問してくると、ハイナーを責め立てるのでした。
アネットは世紀の悪女として仕立て上げられてしまっていますもんね。世論はそう簡単に変わらないようです。
アンスガーは前にアネットをフランチェに誘って以来の登場ですね。個人的にはハイナーよりはましだとはいえ、アンスガーも裏がありそうで手放しには応援できません。。
アネットをこの地獄から救い出してくれる人物は登場しないのでしょうか…。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第15話 | 第16話 | 第17話 |