ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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「私の愛する圧制者」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【12話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
容疑者姉の登場
容疑者デビッド・ベルケルの姉の登場し、マスコミが押しかけ質問を投げかけます。
しかし、それに応じることはなく、アネットと個人的に話がしたいというその女性。ハイナーがアネットを促して車に乗り込もうとすると、連絡を待っているとアネットに呼びかけるのでした。
容疑者の姉の登場で、彼女が話したいことをアネットは気にしている様子でした。容疑者の姉は事件のことについて話すつもりなのでしょうが、アネットがまた傷つかないといいですよね。
車中で
車中、さきほどの女性が誰なのか考えるも、思い出せないアネット。そもそも自分の記憶は正しいのか、精神状態が正常なのか自信がない様子。
そして、今回もまたアネット宛の手紙をハイナーが渡していなかったことがわかり、険悪なムードが流れます。
手紙のことについては追求せずに彼女に会いたいとアネット。過ぎたことはもういいと言う彼女の言葉がハイナーは引っかかっている様子で、今後もどうでもいいということですか?と問いかけます。
彼がまるで自分たちに未来があるような言い方をすることに疑問を感じつつ、彼女の連絡を調べることだけお願いをするのでした。
ハイナーはアンスガーに続いて容疑者の姉からの手紙もアネットに渡していないことが発覚しました。今回の件についてはアネットの精神状態を考えてのことかもしれませんが、アネットからしたら不快に思うのも当然です。
アネットが壊れていけばいくほど、ハイナーは傷ついている様子を見せますが、それが自分が元々望んでいたものでは?と思わずにはいられません。
目が合う2人
数日後、容疑者の姉がカリトン・グリートという名で、結婚して6か月の夫と果物屋を営んでいることがわかります。
彼女に会おうか悩んでいると、窓の外にいるアネリに親切にするハイナーの姿が目に入るアネット。2人の縁談の話を思い出すと、ハイナーが嘘をつく人ではないと思いつつ、自分の知る彼はどこまで本当なのだろうと思います。
すると、窓の方を振り向いたハイナーと目が合い、部屋を出て行ってしまうアネット。そんな彼を見てアネリはため息をつくのでした。
アネットは激しい嫉妬とかそういう感情はないものの、彼らを見てメモをぎゅっと握りしめるくらいの感情は残っていたようです。ほとんど感情が失われたアネットにそんな思いをさせる2人を恨めしく思いました。
それはそうと、アネリはすべてを悟っているようにため息をついていましたので、ハイナーがアネットを愛していることはわかっているようですね。
アネットの決断
意を決して、カリトンに電話をしたアネット。電話に出た彼女の夫に出入りの許可はしたからいつでも来ていいと伝言を伝えます。
アネットは自分が忘れている過去と向き合う最初で最後の機会だろうと思うのでした。
そもそも貴族の令嬢として暮らし、無知だったのがそんなに罪だったとは思いませんが、それでも真実を知ろうとするアネットはすごいと思います。
容疑者の姉が何を話すのか注目ですね。
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