ピッコマで公開されている「私の愛する圧制者」の感想と考察になります。
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【10話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
知らせ
アネットが銃で撃たれたと知らせを受け慌ててハイナーが病院に向かうと、病室には眠っているアネットの姿が。
医師から傷が深くないためすぐに回復するものの、今回の件で流産し、今後妊娠は難しくなると聞かされ驚くハイナー。
今までアネットと夫婦の関係を持っていたものの1度も妊娠をしなかったため、漠然と不妊だと思っていた様子。
アネットの様子を思い返すとそれは妊娠症状だったのではないかと思うのでした。
慌てて病院に向かったり、アネットの笑顔を思い出しちゃうあたり、前に言っていたアネットが死んでもいいなんて嘘ですよね?
流産したことを知ってショックも受けていましたし、アネットのことが本当は好きとしか思えません。
アネットが目覚めたら、せめて今だけは憎まないであげて欲しいです。
三か月前の夜のこと
三か月前のある日の夜。
アネットからの誘いで、夫婦の関係を持つ2人。彼に拒否されたくない、彼に触れたいという気持ちで彼を誘ったアネット。しかし、すべてが終われば、抜け殻のように残されることはわかっているのでした。
アネットの性格上、自分から誘うのは勇気のいることだと思います。行為も事後も冷たいことがわかっていても彼を求めるのは、せめて今だけは拒絶されたくないという気持ちからだったのでしょうね。
アネットが目を覚ますと
アネットがお腹の痛みとともにベッドの上で目を覚ますと、ショックを受けている様子のハイナーが目に入ります。
自身が流産したことを知り、憔悴した表情で自分のお腹に手を置くアネット。
すると、流産したことが出回らないために手を回したこと、犯人は現行逮捕されたことをハイナーは伝えます。
ようやく口を開いたアネットが子供は何週目だったのかと尋ねると、11週だったと答え、子供が欲しければ養子を迎えるという方法もあると伝えるのでした。
目を覚ましたアネットに流産の事実が出回らないようにしたとか、犯人が捕まったとか、最初に話すことではないと思いました。
まずは心も身体の傷を負ったアネットや亡くなった子供に対しての思いやりの言葉が必要なのでは?と。
ハイナーなりにアネットに寄り添うつもりだったのかもしれませんが、養子を迎える話もこんな状況で言う話ではないですよね…。そもそもアネットは離婚を望んでいる身ですし。
こんなことを言われたアネットがかわいそうで仕方がありませんね。
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