ピッコマで公開されている「お父さん、私この結婚イヤです!」の感想と考察になります。
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【116話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ファフニールの裏切り
フロエン公爵とマクスミリアンは皇帝ダリウスから奪ったキルケの指輪が偽物だったことについて話し合いをしていました。
あの日ダリウスを逮捕する計画は誰にも知られていないはずであり、情報が漏れたわけではなく単にファフニールがダリウスを裏切ったのだろうと。
フロエン公爵の推測ではファフニールはジュベリアンの魔力がキルケと同じだと気づいた時から標的を変え、ジュベリアンを殺して魔力を奪うことを狙っているとか。
そのためファフニールはこれまでのようにダリウスの機嫌を取り必要もなくなり、指輪を取り上げたのだろうということみたいです。
確かにダリウスに本物の指輪を持たせていたらすでにフロエン公爵たちの手に渡っていたことになりますから、足手まといを切り捨ててファフニールとしては正解だったと言えそうですね。
ちなみに指輪の主人がいなくなった現在フロエン公爵は指輪から解放されている状態らしいのですが、ファフニールがまたダリウスを利用すればフロエン公爵を操れるのだとも。
う~ん、それもまた厄介…。いっそのことダリウスを始末してしまえば話が早いのではとも思ってしまいますが…。
さすがに勾留中とはいえ皇帝相手に危害を加えるなんてことは許されないでしょうから難しい状況ですね。
キルケの予言書
それからマクスミリアンが”キルケの予言書”というものを発見し、そこには古代語で何かが書かれているよう。
フロエン公爵がそれを翻訳してみると衝撃的な内容が。キルケは自分に最も似ている子、つまりジュベリアンを送り込み、そして全ての魔力を使い果たしてファフニールを再び封印するだろうと。
予言書によるとジュベリアンはファフニールを封印して死ぬことになるかもしれないらしいですね…。
そんな内容にマクスミリアンは取り乱し、フロエン公爵はジュベリアンを犠牲にするわけにはいかないと自らの命を捧げる覚悟を決めていました。
フロエン公爵はファフニールを倒そうとしているみたいですね。そしてマクスミリアンには娘と一緒に生きていくよう頼むという。
本当は自分も娘と一緒に暮らしたいと涙ながらに言うフロエン公爵の表情が切ないです。
ファフニールの裏切りが無くてダリウスから本物の指輪を奪い取ることができていればこんな事にはならなかったんですけどね…。
この戦いは誰かが犠牲にならなければ解決しないという段階まできていて、それはジュベリアンではなく自分であるべきだとフロエン公爵は覚悟を決めたのでしょう。
聞いていたジュベリアン
キルケの予言書に関するフロエン公爵とマクスミリアンの会話を、なんとジュベリアンが部屋の外で聞いていました。
本来人の気配に気づかないはずがない手練れの2人ですが、ジュベリアンは魔法で姿を隠していたためバレなかったよう。
ジュベリアンってそんな凄い魔法使えましたっけ…?練習していつの間にか使えるようになったのでしょうか。
自らが犠牲になるという父フロエン公爵の発言にジュベリアンはいてもたってもいられず、ゼラルディンら騎士たちに助けを求めることに。
ジュベリアンとしては誰も犠牲を出さずに皆で生き残る道を模索しようとしているみたいです。
それにしてもフロエン公爵やマクスミリアンが手をこまねくような状況でゼラルディンらに何を頼もうというのですかね…?ジュベリアンに何か考えでもあるのでしょうか。
彼女のことなので予言書通りに自らが犠牲になることを選ぶのではと心配になってしまいます。今後の展開が気になるところです。
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