ピッコマで公開されている「私が娘ですか?」のネタバレと感想になります。
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「私が娘ですか?」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
毒を調べると
第2皇子に盛られた毒をジェイドが調べた結果、それは今は作れない古代の毒であった。
しかし唯一材料が手に入る場所があり、それはここ神聖国なのだと。
神聖国の聖地にしか咲かないアスラの花が材料だという。先日アウタ王国で見つかったどくもアスラの花から作られたものであった。
そしてその毒は神聖力を寄せ付けず、付着すると燃える性質がある。それは神聖力や魔法でも解毒できないのだと。
第2皇子は成人する前だが不完全ながら魔法を使うことができ、とりあえず無事だという。
しかしこの事実が外部に漏れて、神聖国が毒の出どころだと知られてしまったらまずいことになる。危うくカリスト公爵が罪を着せられるところだったのだ。
皇帝はことあるごとにカリストを滅ぼそうと企んでいるのである。
ザカリー伯爵の奇妙な行動
話は変わり、フェダーがザカリー伯爵に関する資料を持って来た。
それによると、ザカリー伯爵はオルピアス家の令嬢に片思いをしたせいで人生が狂ったという。
彼の求婚を拒んだ令嬢の評判は地に落ちて、それに気を悪くしたオルピアス家がザカリー伯爵の事業を邪魔し、収入減を失った伯爵は海外に追いやられてしまったのだと。
しかしそのような人物が突然ある娘を養子にしたのだという。それがヘイリンである。
既に婚姻を結んで実の娘がいるにもかかわらず、養子を迎え入れるのは奇妙である。
今まで知り得なかったカリストの血縁者をザカリーが偶然見つけたとしたなら、伯爵家にとって何よりも大事な養子となるだろう。
カリスト公爵はそのように考えるのだった。
そしてヘイリンが間違いなくカリストの血筋であることを証明するべく、ジェイドは血液検査を提案する。
そんなときに使用人が嫌な知らせが。なんとヘイリンが部屋から突然いなくなったのだと。どうやら彼女は逃げてしまったようだ。
カリストの血筋かもしれない娘がもしも伯爵に連れて行かれたらまずいことになる。
そう思いカリスト公爵は窓の外を見るのだった。
逃げるヘイリン
一方で逃げ出したヘイリンは、走って公爵家から逃げている。
日も暮れるころで夕陽を見る彼女だが、その燃えるような色が自分が焼け死んだあの納屋に見えて、思わず隠れないとと思うヘイリン。
彼女は疲れもあって木陰に座り込む。
そして彼女はカリスト公爵のことを思い出し、警戒していた。
ザカリー伯爵は普段優しいのに急に怒って叩いて来る。
自分のことを助けてくれたカリスト公爵はこれまで優しくしてくれているが、ザカリー伯爵の時と同じことが繰り返されるかもしれない。
助けてくれた人でも気を抜いちゃダメ。
そう思い、誰にも見つからないもっと遠い場所へ逃げたいと思うのだった。
【8話】感想
まさかヘイリンがカリスト公爵のことを疑っているとは。
たしかにザカリー伯爵から優しくされる一方で暴力も振るわれるという経験をしていると、疑いたくなってしまいますよね。
ヘイリンが本当に可哀想です。どうにかカリスト公爵が信頼を勝ち取る方法がないのか、気になるところですね。
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