ピッコマで公開されている「私が娘ですか?」のネタバレと感想になります。
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「私が娘ですか?」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
迫って来る敵
ケイシーが足止めしている間に走って逃げようとしたノアとヘイリン。
しかしすぐに追っ手がやって来て、逃げ道を塞がれてしまう。
振り向くと何とケイシーがハウトにやられてしまっているではないか。
血を流しながら地面に膝をついて動けなくなっているケイシーに対し、ハウトはづかづかとノアたちの前にやって来る。
ヘイリンに手を出したらレイカード侯爵家も終わりだねと言って牽制するノア。たしかにヘイリンに何かがあればカリスト公爵が黙っていないのは間違いない。
するとハウトは、ヘイリンには手を出さないと言う。さすがにカリスト公爵家の怒りを買うのは避けたいようだ。
そんな会話を聞いているヘイリンは、私に剣や魔法が使えたら…と自分の無力さを悔いる。
そんなことを思っていると、ヘイリンはハッとして、聖剣テオの存在を思い出すのだった。
聖剣テオの存在
ヘイリンは聖剣テオの存在を思い出した。
たしかテオには他人の記憶を操作する能力があり、それが出来れば敵を味方にすることも可能なはず。
そう思ったヘイリンは、首にぶら下げている小さくなったテオを手に取りギュッと握るが、能力をどう発動するのかが分からない。
彼女がそんなことをしている間、ノアは魔法を使ってハウトと戦っていた。
ノアは手のひらから火の玉を出現させてハウトを攻撃する。幼いのにそんな技が使えるとは大した才能だとハウトは言いながらも、容易くその日の玉を弾いてしまった。
やはり実力にはかなり差があるようで、ノアは剣を突き付けられそうになるが、ヘイリンは彼を守ろうと駆け寄る。
そしてヘイリンがハウトの剣を持っている腕に触れると、突然辺りが暗闇に包まれ、棘のある植物の枝がヘイリンの周りを囲む。それはいばらの森のようだ。
何が起こったのか分からずヘイリンが戸惑っていると、次の瞬間また元の景色に戻った。
しかしなぜだかノアもハウトも動きが止まっており、どうやら止まった空間の中でヘイリンだけが動けるようである。
とりあえずヘイリンは、剣を突き付けられそうになっているノアを助けるため、動きが止まっているハウトの剣を叩き落とすのだった。
記憶の中
ノアに突き刺さる寸前の剣を叩き落として彼を助けたヘイリン。
それから彼女はひとまず冷静さを取り戻してテオに話しかけると、これはテオの能力でありハウトの記憶の中に入り込んでいる状態のようだ。
この場面は記憶の一場面のようで、そこから抜け出すと、また棘の枝が周囲を囲んでいる暗闇の空間に戻る。ここはハウトの記憶の中だから、そこにある全てがハウトの記憶と関係あるはず。それならば枝を切ってしまおうと思うヘイリン。
テオに促され自分の手で枝を切ると、その枝は灰のようになって消えていく。
すると記憶の中のハウトの声が聞こえてきた。それは第2皇子ノアを蔑むもの。
そんなハウトの悪意に触れ、酷く不快感を感じたヘイリンは頭がクラクラしてくる。
これがテオの言っていた他人の記憶を扱うことの難しさであるとヘイリンは痛感した。記憶を操作するには、その人の全ての記憶と向き合わなければならない。
とてもつらいと感じて涙を浮かべるヘイリンだが、これも皇子様のためだと思い、涙を拭いて立ち上がるのだった。
【56話】感想
ケイシーがあっさりやられてしまい、ハウトに追い詰められることになってしまいました。中々強い敵ですね。
そして最初は聖剣テオの能力の使い方が分からなかったものの、ハウトの腕に触れると彼の記憶の中に入ってしまいました。対象者に触れることで能力が発動するということですかね。
記憶の中はいばらの森のような空間で表現されていて、枝を切ると記憶を消せる?ということなのかもしれません。
果たしてヘイリンはテオの能力を上手く使いこなせるのでしょうか。この戦いの結末がどうなるか注目ですね。
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