ピッコマで公開されている「私が娘ですか?」のネタバレと感想になります。
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「私が娘ですか?」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【41話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
もう怖くない
森の中でヘイリンを見つけたカリスト公爵は、彼女のことをザカリー伯爵邸まで連れてきた。
翌日から3カ月間の出征があるので、ザカリー家に戻すのはやむを得ないのである。
ヘイリン!どれほど心配したことか!と出迎えるザカリー伯爵。
彼はヘイリンに近寄り手を伸ばすが、その手をパシッとカリスト公爵が叩き、ザカリー伯爵の顔は少し険しくなる。
今は一緒にいるのが難しいけどすぐに迎えに来るよとカリスト公爵が優しく言うと、ヘイリンは嬉しそうに、はい!と答えるのだった。
そのやり取りをザカリー伯爵は面白くなさそうに見ている。
帰っていくカリスト公爵の後ろ姿を見ているヘイリンの表情はたくましかった。
また一人になったけど怖くない!公爵様が迎えに来るとおっしゃったから!私にも帰るところができたから!
だからヘイリンは、もうこの伯爵家が怖くない!と思うのだった。
ノアが現れる
再び離れの小屋に閉じ込められることになったヘイリン。
しかし彼女は幸せを感じていた。出征は3カ月間の予定で、きっとここからすぐに出られる。しかも公爵様にも愛されている。
そう思い彼女はウキウキしているのである。
そして彼女が格子から外を見ると、そこにはノアが現れた。
突然のノアの登場に驚くが、どうやら彼はヘイリンに会いに来たのだと言う。
僕たち友達でしょ?というノアだが、ヘイリンは気まずそうにして、皇子様とは友達になれませんと答えた。
自分は公爵家の娘ではなくただの平民。だから皇子様とは友達になれないのですと。
しかしノアもそのことは知っていた。検証の儀で公爵家の血筋じゃない結果を分かったうえで、なおもヘイリンのことを友達だと言うのだ。
そのことにヘイリンは嬉しそうにするのだった。
魔法の力
僕も中に入っていい?と言うと、ノアは格子をすり抜けて小屋の中に入って来る。
鉄格子をすり抜けた?これが魔法?と思い戸惑うヘイリン。
またノアが格子を無くしてあげようか?と言ってパチンと指を鳴らすと、格子がガラガラと外れる。
まだ力が安定しておらず一本だけ残ってしまったが、その残りの一本を今度は一輪の花に変えてしまうのだった。
プレゼントだよと言ってその花をヘイリンに渡すと、彼女は嬉しそうに笑う。
疑われてしまうからと言って、ノアはひとまず格子を元の状態にまた戻すのだった。
ヘイリンの母
ところでヘイリン、君の両親は誰?とノアが不意に質問する。
検証の儀ではカリストの血筋じゃないという結果が出たが、ヘイリンはカリストの特徴をすべて持っており、ノアはおかしいと感じていた。
その質問に対し、記憶がないのでわかりませんと答えるヘイリン。
するとノアは2つの説を話し始めた。
1つ目の仮説は、昔帝国でカリスト狩りというものが行われたという。彼らの血を取れば、カリストのように永久不滅な家門になると信じた者たちがいたのだ。
たった1人のカリストだけを残して皆殺しにしようとした事件である。
その事件以来、カリスト家では後継者となる子供を2人以上産まないようにし、しかも幼いうちは神聖国に送って保護したという。
カリスト狩りを心配した公爵家が子供を隠すためである。
その子が育って生まれたのがヘイリンなのではないかというのだ。
2つ目の仮説は、ヘイリンが遠い傍系であるということ。滅ぼした家門の中の1人である可能性がある。
その話を聞いたヘイリンは、前世ではいつも首にペンダントがかかっていたことを思い出していた。
そしてペンダントにいた人物がお母さんのはずであると。
しかし過去に戻って来た時には、そのヘイリンの首にそのペンダントは無かったのである。
そんなことを思うヘイリンは、ふとザカリー伯爵に言われた言葉を思い出した。
アドリアンが怪我して叱られたときに、”人を惑わすところが母に似ているな!”と怒鳴られていたのである。
ザカリー伯爵は私の母のことを知っているのだろうか、とヘイリンは考えるのだった。
【41話】感想
ノアが突然魔法を使いましたが、初めての描写ではないでしょうか。皇子がそんな特別な力を使えるとは驚きですね。
彼の力があればすぐにでもヘイリンを助け出せそうな気がします。
ヘイリンが気にしていましたが、ザカリー伯爵は彼女の母のことを何か知っているのでしょうか。どういう関係なのか気になるところです。
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