ピッコマで公開されている「私が娘ですか?」のネタバレと感想になります。
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「私が娘ですか?」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【33話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
皇帝からの命令
カリスト公爵のところには、皇帝から討伐出征の命令が来ていた。
このタイミングでいきなり討伐とは、皇帝の策略を感じるところでもある。
しかし命令されたのなら行かなければならない。皇子が食べた毒の出どころもまだ不明である。
やむを得ずカリスト公爵は命令に従うこととした。
またヴァレリアン大司教がカリスト公爵に会いたいと言っているらしい。
それを聞いたカリスト公爵は、ヘイリンを連れて来いと私を急き立てるつもりだろうと言い少し笑うのだった。
思い浮かんでくる娘の姿
執務室を出たカリスト公爵は、ベッドのほうを見るとベッドに登ろうとするヘイリンの姿が浮かんでしまう。
また次は庭で鬼ごっこをしているヘイリンが思い浮かんでくる。
何であの子の姿ばかり考えてしまうのだ。知り合って間もないのに!もしザカリー伯爵家へ行かなくても神聖国に行く予定だったのに。
カリスト公爵はそう思い、頭を抱える。
彼は使用人のロイドに、今すぐ密かに貴族たちを招集するよう命じるのだった。
ザカリー伯爵邸にて
ザカリー伯爵家に連れてこられたヘイリンは、とぼとぼと彼について行く。
どうやらザカリー伯爵の妻と娘アドリアンはすでに寝ているようだ。
早速ヘイリンの部屋へ行こうと言って、ザカリー伯爵は彼女を連れて行くが、部屋に入ってみるとそこは酷く散らかっていた。
ザカリー伯爵は、誰の仕業だ!と言い、妻か?アドリアンか?と使用人を問い詰めるが、使用人は言いづらそうにしている。
ヘイリンにこんな光景を見せてしまったなんてと彼は憤っているようだ。
誰がやったとしても私の目につかないようにしろ!と彼は声を荒らげ、処分を下すまで謹慎してろと言うのだった。
ザカリー家の食事
翌日、ザカリー伯爵と妻、娘アドリアン、そしてヘイリンの4人でご飯を食べていた。
ヘイリンは元気がなく、食事が進まない。
一方でアドリアンはフォークを投げ、ヘイリンに対して、汚い!と暴言を吐いている。
私が何であんなのと一緒にご飯を食べないといけないの?嫌だ!あんなの家族と認めない!
そういうアドリアンに、困った様子のザカリー伯爵だが、ついにアドリアン!と言って娘を叱った。
すると、パパが私に叫んだの?と涙を浮かべ、パパ嫌い!と言って出て行くのだった。
アドリアンはやっぱり今回の人生でも私を…と思い困っているヘイリン。
また伯爵夫人は、私も食欲がなくて、と言って食卓を離れる。
どうやら彼女もアドリアンと同じで、前の人生同様にヘイリンを嫌っているようだ。
ザカリー伯爵まで食欲がないと言って立ち去り、食卓に一人残されたヘイリン。
一人になると彼女は勢いよく食べ始める。
その様子を見た使用人たちは、一人だと食べるの?図々しい、などとコソコソ話をして悪口を言っている。
その声が聞こえてくるヘイリンは、元々こういう扱いは慣れているとも感じたが、しかし今回の人生では優しい人たちを知ってしまった。
そう思いカリスト公爵家の人たちの顔を思い出す。
そして、その暖かかった温もりを感じなくなりそうで怖い…と思っているのだった。
見覚えのある納屋
食事も終わり屋敷内を歩いていると、どうやらアドリアンが倒れてしまったようで、使用人たちは忙しくしている。
そのため皆ヘイリンのことは気にしていないようだ。
そんなタイミングに、ふと脱出のことが思い浮かぶヘイリン。
ここを抜け出そうと思ったら、ここについて知らなければならない。
そう思い彼女は屋敷を飛び出し、敷地内を走り回る。
すると彼女の目に入ったもの、それは見覚えのある納屋であった。
【33話】感想
カリスト公爵はことあるごとにヘイリンの姿を思い出していましたね。彼にとって実はそれほど大きい存在だったのかもしれません。
またヘイリンがザカリー伯爵の邸宅に着いたとき、彼女の部屋が荒らされていましたが、おそらくアドリアンの仕業なのでしょうね。新しく娘が来るとなって許せなかったのでしょう。
最後に彼女の目に入った見覚えのある納屋。前の人生で閉じ込められていた場所でしょうか。嫌な思い出に悩まされなければいいのですが。
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