ピッコマで公開されている「私が娘ですか?」のネタバレと感想になります。
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【17話】ネタバレ
我が家とノアの出入り禁止
我が家へ帰ろう。
ヘイリンはカリスト公爵のその言葉に戸惑った。
我が家?公爵邸のことかな?でもあそこは私の家じゃない。
彼女にとって家とは焼け落ちたあの納屋である。
公爵邸が本当に私の家だったらいいのに…と彼女は悲しそうな表情を見せるのだった。
カリスト公爵はノアとも少し雑談を交わした後、ヘイリンと共に帰ろうとする。
馬車に乗り込む前、カリスト公爵はノアに対して、私の屋敷への出入りを禁止しますと言った。
驚くノアだが、忠臣たちの言う”伯爵養女拉致の首謀者”と”皇族殺害未遂犯”を近づけないのは当然ですとカリスト公爵は言う。
ノアはただ啞然とするのだった。
皇帝の魂胆
馬車に乗って屋敷へ戻る帰り道、カリスト公爵は考え込んでいた。
皇帝が言った”皇太子妃になるということだ”という言葉。
死刑と言っておきながら、ヘイリンがカリストの子だと分かった途端に手のひらを返してきた。
魂胆は見え見えである。
聖剣を司る直系の血筋を皇族に継がせることで、カリストの栄光を皇族が手に入れることになる。
神聖国の王でアナスタスの皇帝。歴代の皇帝が夢見た願いである。
こうなる事態を考えていなかったカリスト公爵は、私としたことが後先考えずになんてことを…と後悔していた。
理由をつけてノアが公爵邸に入るのを禁じたのは、せめてヘイリンとの距離を保つためだろう。
そしてカリスト公爵は、施設に入る前の記憶はあるか?とヘイリンに問うが、7歳以前の記憶は思い出せないと彼女は答えるのだった。
ヘイリンの身の危険
カリスト公爵は屋敷に戻ると、フェダーたちに貴族会議で話したことを伝えた。
皇帝もすんなり受け入れたわけではなく、1か月後に検証の儀を行うとも。
また彼が考えるに、貴族派はヘイリンが実子でないことを願っているだろうと言う。
そしてジェイドは、彼女は実子かどうかに関係なく危険であると主張した。
カリスト公爵もそれは同意見であり、どちらにしてもヘイリンの命が危険にさらされるということを警戒しているのだった。
【17話】感想
カリスト公爵の実子と分かった途端手のひらを返す皇帝は悪い奴ですね。
きっと自分のために利用できると考えて、心の中でニヤニヤしているのでしょう。
いずれにせよヘイリンの身が危険だと言うことで、カリスト公爵たちがちゃんと守ってほしいですね。
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