LINEマンガで公開されている「その脇役王子、私がいただきます」のネタバレと感想になります。
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「その脇役王子、私がいただきます」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【9話】ネタバレ
ピオニエのあだ名
侍女たちがピオニエのことを呼んでいるあだ名。
それは「いちご狂愛者」、略して「いちご狂」。
そのことをリヒトが明かすと、侍女たちは気まずそうに目を伏せる。
狂愛者というのは別に悪い意味ではない。何か夢中な人をそう呼ぶのが最近の流行だという。
しかしピオニエはあまり納得いってる様子ではなく、彼女の一番好きなフルーツはぶどうであり、むしろ本当にいちごの狂愛者はリヒトのほうなのにと思うのだった。
そしてピオニエは、強いて言うなら美男子狂愛者だと主張する。だからリヒトの顔に惚れたのだと。
それを聞いたリヒトは、見た目だけで恋に落ちる癖は直した方が良いと忠告した。時間の無駄であると。
そして「今日のチャンス」はここまでにすると言って、リヒトは立ち去るのだった。
ピオニエは言いたいことが言えず、スッキリしない表情をしていた。
本当は顔だけで惚れたわけではない。小説を読んで彼の過去を全て知っている。しかしそんな話をするわけにもいかないのだ。
彼女はこれから少しずつ距離を縮めて行けばいつか心を開いてくれるはずと信じるのだった。
殴ってやりたい
7日目の「今日のチャンス」。
彼女はティールームが掃除中だったり道に迷ったりと、少し遅れてリヒトの元に現われた。
今日はいちごのシュークリームですと言って彼の前に差し出すが、彼は読書をしており全く彼女のほうを見ない。
そしてシュークリームだけ食べると、食器を投げるようにテーブルに置き、下がれ!と言うのだった。
あんなにつれなかったリヒトが毎日手作りのデザートを食べてくれるようになったのは間違いなく進展でのはず。
そう思いながらも、その冷たい態度に、作った人への礼儀がなってないんじゃない!?と怒りがこみあげてくるピオニエ。
彼女は前日の夜から必死に考えて作ってきているのだ。
推しへの愛は無限大だと思っていたけど一発殴ってやりたいわ!!と思い、ピオニエは思わず拳を握っていた。
すると読書をしていたリヒトが彼女のほうを見て、拳を握ってるようだがそれはどういう意味だ?と怖い顔をしているのだった。
【9話】感想
好きなのは顔だけではないのに、中身を知っているはずないから顔としか言えないのは辛いですね。100日以内に正直に言えるといいのですが。
思わず拳を握ってしまっていたピオニエですが、問い詰めてくるリヒトに対して一体どのように乗り切るのでしょうか。
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