LINEマンガで公開されている「その脇役王子、私がいただきます」のネタバレと感想になります。
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「その脇役王子、私がいただきます」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【6話】ネタバレ
甘いお酒
ピオニエが作ろうとしているのはお酒である。
ミントとラム酒、そして綺麗なグラスさえあればおいしいお酒が作れるのだと。
そして砂糖もたっぷり入れると言うピオニエ。アンディが大公は甘いものが嫌いだからと止めようとするが、彼女は自信を持っていた。
これならリヒトも気兼ねなく、甘いものを楽しめるはず。
そしてそのお酒はその日のリヒトの夕食に出されるのだった。
リヒトの反応は
ピオニエが作ったお酒を一口飲んだリヒトは、驚いたように目を見開く。
普段何にも関心を示さないリヒトだが、彼は珍しくこれは何の酒だ?と侍女に問う。
お気に召さないようでしたらお下げいたします。こんなお体に悪い砂糖の塊!
答えに戸惑った侍女はそのように返答し、引き下げようとするが、どうやらリヒトはそのお酒を気に入ったようだ。
そして甘さもそこまで気にならず、ハーブと酒の相性も悪くないと。
明日の夕食にもその酒を出すように指示し、甘さを控えて味が変わったりしないように伝えておけと言うのだった。
リヒトが何かを好む姿は侍女たちも初めて見たようだ。
フェアシュプレンに比べシュテルンの食事は質素で、リヒトにとっては腹を満たすためのものである。
この極寒の地で新たな娯楽に出会うことなど期待していなかったが、久々に味わったとろけるような甘さに、リヒトはシュテルンで初めて気分が高揚したのだった。
不安に駆られるピオニエ
ピオニエは部屋に一人、あまりの寒さに毛布にくるまって凍えていた。
自分の作ったお酒にリヒトが満足していたことを喜んでいたが、それでも厳しい寒さに耐えるのは辛かった。
そして不安にも駆られた。
こんな寒いところでまた体を壊しでもしたら…困ったな…
彼女はそう思い一人頭を悩ませるのだった。
【6話】感想
やはりリヒトは甘いものが好きだったのですね。ピオニエが作ったお酒に満足したようで良かったです。
一方で厳しい寒さに不安を覚えるピオニエですが、果たしてこの苦境を乗り越えることが出来るのでしょうか。リヒトのために頑張って欲しいところです。
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