LINEマンガで公開されている「その脇役王子、私がいただきます」のネタバレと感想になります。
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「その脇役王子、私がいただきます」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【5話】ネタバレ
侍女はどこに
ラヘルンはピオニエに別れを告げ、シュテルンの地を後にした。
体にだけは気をつけろよ…!と彼は兄としてピオニエの健康を祈るのだった。
部屋に一人になったピオニエだが、薪がなく部屋が寒い。
彼女には侍女をつけてもらえるはずだったが、まだ顔も合わせておらず、とにかく誰かを呼ぼうと部屋の外に探しに出るのだった。
城の中を歩き回るピオニエは、たまたまリヒトに出くわす。
おかげさまで兄は今朝無事に帰りました!と声をかけるピオニエ。
立っているリヒトは想像よりも背が高く、ピオニエは彼に見惚れる。
リヒトは、そうか…と一言言って立ち去ろうとするが、ピオニエは自分の使用人が見当たらないことや部屋が寒いのに薪がないことを話す。
しかしそれはリヒトの作戦でもあったのだ。
リヒトの作戦
自分との結婚を諦めさせるなら早い方がいい。そう考えたリヒトは、ピオニエの侍女であるマリーに他の仕事を頼み、ピオニエに仕える時間をあまりとらせないようにした。
貧しいシュテルンには使用人の数も限られており、薪と石炭は常に不足している。シュテルンに残りたいならそういう厳しい環境に慣れるしかない。
そう伝えてピオニエをより厳しい環境に置かせたのだ。
しかしピオニエは昨日はもっと部屋も暖かかったと思うが、それは来たばかりの私のために無理してくれたのねとプラスにとらえる。
彼女は小説で読んだ通りリヒトには温かい心が残ってるんだと思うのだった。
そして立ち去ろうとするリヒトに対し、私の名前を知ってますか?と質問する。
リヒトはこう答えた。
「ガルテン姫」じゃなくて…ピオニエ。
甘いもの
ピオニエは自分の部屋に戻った後、名前を呼んでもらえただけなのニヤけが止まらないほど喜ぶのだった。
もっと仲良くならなきゃと思ったピオニエは、キッチンへ向かう。
昨日も彼女はキッチンを借り、シェフ見習いのアンディの力を借りてパンケーキを作ったが、リヒトに喜ばれることはなかった。
だから今日は他のスイーツで攻めようと思っているのだと。
アンディはスイーツの種類の問題ではないと主張する。大公は甘いものが嫌いだからと。
しかし小説を読んでいるピオニエは、リヒトは甘いものが好きだと確信している。理由があってそれを隠しているだけ。
リヒトが周りの目を気にせずに甘いものを楽しむためには何を作ればいいかな?
そう悩んだ末にピオニエは何かを見つけ、あれだ!!と閃くのだった。
【5話】感想
ピオニエは本当にポジティブですね。リヒトが何をしても、プラスにとらえてしまいそうな気がします。
リヒトは甘いものが嫌いと言っていましたが、ピオニエの推測通り隠しているだけなのでしょうか。
またピオニエが押し付けるように甘いものを持っていたら、今度はもっと怒んじゃないかと思うとちょっと怖いです。
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