LINEマンガで公開されている「その脇役王子、私がいただきます」のネタバレと感想になります。
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「その脇役王子、私がいただきます」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
母の言葉と敵の言葉
リヒトは母の言葉を思い出していた。
皇帝になりなさい。今のように問題ばかり起こしていては周りの者はついてきません。それだからミハエルに負けるのです。
ああ…可哀想な私のリヒト。ミハエルさえいなければ全てはあなたものだったのに…
母から受けたそんな言葉と同時に、帝国にいたときに殺した相手の言葉も思い出す。
覚えておくんだな…この件を覚えている者が存在する限り、その代償からは逃れられないと…
リヒトに追い詰められた敵の男はそう言葉を残し、リヒトにとどめを刺されるのだった。
リヒトの目に映るピオニエ
シュテルンに追いやられたリヒトは結婚する気はなかった。帝国の皇帝を敵に回した大公に求婚する女などまともではない。
そしてフェアシュプレン帝国の皇后ヘスティア。リヒトは彼女に、ヤケになって結婚したという惨めな便りが伝わることを死よりも恐れているのだった。
なぜなら彼女のことを愛していたからである。
しかしそんな中現れたガルテンの姫ピオニエ。
ガルテンは終戦後に主要貿易国家として新たに注目を浴びている国だが、なぜそんなガルテンが姫を反逆者に嫁がせるのだろうか。
国王ですら手が付けられないほどわがままなのか、それとも陰謀を企てているのか。
リヒトは後者の可能性を警戒していた。
帝国で殺した男が残した、”その代償からは逃れられない…”という言葉がリヒトの頭をよぎり、ピオニエの本性を暴いてやると思っていた。
しかし彼の目に映るピオニエの心は、偽りのない本物の愛だったのだ。
リヒトの欲
リヒトも欲が出なかったわけではない。
シュテルンと自分の立場を考えたら、ガルテンの姫からの求婚は願ってもない好機。
皇室と友好関係にあるガルテンの後ろ盾を得ることが出来るわけだ。
そしてこれほど好条件の結婚相手であれば、ヘスティアにも面目が立つ…
一瞬でもそう考えたリヒトは、思わずグラスを壁に投げつけていた。
ヘスティアへの面目を気にしてピオニエとの結婚がよぎった自分をクズな男だと感じ、嫌気がさしたのだ。
ピオニエは生涯他の女を思い続ける男ではなく、自身だけを愛してくれる男と結婚すべきだ。
リヒトはそう思うのだった。
その日も100日契約でピオニエが部屋にやって来るのを待っていたが、約束の時間を過ぎても彼女は現れない。
このシュテルンの地での生活の耐えられなくなったのだろうか。
そのようなことを考えていたところ、一人の侍女が彼の部屋に入って来て、ピオニエが倒れたことを報告してくるのだった。
持病の存在
リヒトはピオニエが倒れたという報告を侍女から受ける。
どうやらピオニエ自身がリヒトへの報告を止めていたため、伝達が遅くなったのだと。そして今彼女は診察中であるという。
リヒトが彼女の様子を見に行くと、医者が彼女を診ていた。
医者曰く、命に別状はないがいくつか持病を持っており、おそらくはその後遺症であろうという。
そしてピオニエの部屋の防寒対策がこれまで不十分だったことが原因のようだ。
医者のその話を聞いたリヒトは、何か解せない顔をしている。
持病を抱えていただと…?
彼はその事実に驚き、戸惑っているのだった。
【16話】感想
今回初めて明記されたと思うのですが、リヒトの目に映るピオニエの心は偽りのない本物の愛だったのですね。
それでも結婚に踏み切るまではまだまだ遠そうですが、とりあえずピオニエの気持ちがちゃんと伝わっていたのは良かったです。
彼女が持病を持っていたことにひどく驚いているリヒトですが、今回の事でまた彼の気持ちに変化はあるでしょうか。続きが気になりますね。
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