LINEマンガで公開されている「その脇役王子、私がいただきます」のネタバレと感想になります。
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「その脇役王子、私がいただきます」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【14話】ネタバレ
責任の所在
これまで姫の好意を無下にしてきたことがなかったことにはなりません。
リヒトに向かって、そのように堂々と言うアンディ。
その瞬間、全ての責任は私にありますと言ってピオニエが部屋に入って来た。
山に登ったのは自分の独断で、マリーやアンディに責任を問うのは筋違いだと主張する。
そして私に責任を取らせてください!私はあなたの婚約者ですから!
そのように強く言うピオニエ。
一通り主張を聞いた後、リヒトは口を開いた。
責任を問わないと言った覚えはない。領主として我が領地内で起きたことの経緯を問い、二度と同じことを繰り返さないよう厳重に注意しようとしていたところだ。それを筋違いだと…?
そう言い返されると、ピオニエは何も反論できず、口ごもる。
人の話も聞かず喚き散らすとは…早とちりも甚だしい。
そういうリヒトの言葉に、3人はぐうの音も出ないのだった。
またリヒトはアンディに対して、さっきの発言は見逃してやると言う。大切なものを守るために自分を犠牲にするような奴は罰しても意味がないからと。
アンディにとって大切なものとは、マリーのことを指しているようだ。
恥ずかしさからか、そんなんじゃありません!と戸惑うマリーだが、ピオニエがなだめて3人はリヒトの部屋を後にする。
部屋に一人となったリヒトは何かを考え込み、俺はどうすればいい…?ヘスティア…と呟くのだった。
リヒトの印象
リヒトの部屋を後にしたアンディは何かを考え込んでいる様子である。
今思うとたしかに罰する気があるようには見えなかった…
彼はリヒトの態度や言葉を思い出していたのだ。
お前自身に何かあったら?
リヒトがマリーを問い詰めるときに言った言葉だが、そのマリーの身の安全まで心配するような言い方を、アンディは聞いていたのだ。
大公みたいな貴族は一般人を心配したりするはずがないのに、リヒトは彼女を気遣い、しかも領主に即位後にはうまく領地を治めてシュテルンに安定をもたらしている。
威圧的なところはあるけど反逆者や暴君には思えない…
アンディはリヒトのことをそのように思い始めるのだった。
またピオニエは、マリーとアンディに対して改めて謝罪した。自分のせいで今回のような騒動になってしまったと。
2人はピオニエを咎めるようなことはなく、マリーはこれからも喜んでお供します!と優しい言葉をかけるのだった。
ついに薪が
ピオニエはお風呂に入り、マリーは彼女に付き添っていた。
どうやらピオニエは薪を長く使うコツを覚え、暖炉の前で寝ているのだと。
ピオニエがこれまで床で寝ていたことを知り、マリーは驚く。
使用人にもある程度の薪は配給されているのに…姫にはいつまで…
マリーがそのようなことを思っていると、ドンドンと部屋をノックする音が聞こえてくる。
マリーが出ると、使用人たちが部屋に薪を運んできたようだ。
どうやらピオニエの寝室に薪を置くように、リヒトが指示したというのである。
【14話】感想
今回はリヒトの好感度アップの回でしたね。
アンディのリヒトに対する印象がだいぶ良くなったようです。暴君どころかむしろかなり人格者なのでは?笑
そしてピオニエはやっと部屋に薪をもらうことが出来ました。次会った時リヒトがどういう態度を見せるのか楽しみです。
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