LINEマンガで公開されている「その脇役王子、私がいただきます」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第10話 | 第11話 | 第12話 |
「その脇役王子、私がいただきます」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
2人の姿
マリーが侍女になってくれて嬉しいと言うピオニエ。
彼女はくだらないことでいがみ合うマリーとアンディの姿を見て、2人がすごく仲良しであると感じる。
そんな2人の姿はピオニエに、リヒトとヘスティアのことを思い出させた。
ツンデレなリヒトと素直でおちゃめなヘスティアのやり取りは、全体的に重苦しい雰囲気の「アスカの歌」に些細な笑いを添えていた。
私もいつかリヒトとあんな風に喋れるかな…とピオニエは期待しているのだ。
そして話題はマリーが厨房に来る前にアンディと話していた雪いちごの話に。
雪いちごは比較的低い地点で見られる果実だが、シュテルンのベンデル山にはオオカミが多く生息しているらしい。
危険だからと言ってマリーはピオニエに山を登るのをやめるように助言するのだった。
しかしピオニエの心はすでに決まっていた。雪いちごでリヒトのためにスイーツを作る。
その意思が変わることなく、戻って明日のスイーツを考えなくちゃ…とだけ言い残して、自分の部屋に戻っていくのだった。
デボンの助言
自分の部屋で静かに過ごしているリヒト。そこにはデボンも一緒にいた。
リヒトの日常は静かである。城の者は皆彼を恐れ、極寒の地を訪れる客などもいない。
好きな剣を握る代わりにひたすら本を読み、静かに死を待ち続けるのがリヒトの日常である。
彼は窓の外をみて、ヘスティアの姿を思い出していた。
デボン曰く、リヒトのそのような姿は、ピオニエと婚約してからよく見かけるのだと。
そして私の前ではお控えいただけないでしょうかとリヒトに直接言う。
するとリヒトは、怪しい…と一言発した。
彼はピオニエがアプローチしてきたことを相変わらず怪しんでおり、真意を知りたがっていた。
それに対しデボンは、意外ですねと言う。
身の程知らずという共通点がおありなのに。ご自身を省みるのも物事の判断材料になるのでは。
デボンはそのような言葉を残し、山のふもとでオオカミの足跡が発見された件について調査しに行くのだった。
窓の外に見えたのは
部屋に一人になったリヒトは、気に入らない…何もかも…と呟いている。
そして窓の外を見ていると、遠くに見える山にピオニエの姿を発見した。
山で何を!?あの山は…!!
リヒトは予想外の出来事に驚く。
そして彼はオオカミの足跡が発見されたというデボンの言葉を思い出し、上着を手に取り急いで部屋を出ようとする。
クソッ!!あの女…!!今度こそ魂胆を暴いてやる!!
そう思いリヒトは険しい表情を浮かべるのだった。
【11話】感想
ピオニエが山に登っているのを見つけたリヒトですが、彼が直接助けに来てくれるのでしょうか。
切羽詰まった様子もありましたが、そこにはピオニエのことを心配する気持ちも含まれているのですかね。
ここから面白い展開になりそうです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第10話 | 第11話 | 第12話 |