ピッコマで公開されている「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の感想と考察になります。
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「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【141話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ビビの力が必要
長老会との会議にてバレンスはフェロモン発作について説明。
それがイディスの命を奪った病気だということは周知の事実でしたが、アヒンも苦しめられてきたということを明かしました。
アヒンは身近な人にさえ発作のことを隠していたくらいですから、長老会の人たちにとってはもちろん初耳でしょう。
そしてアヒンの発作はすでに完治しているものの、いつまた再発するか分からないと嘘をつくことに。
完治したことも正直に言ってしまうと、それならもうビビは不要だという話になってしまいますからね。
その説明を受けた長老会の人たちはグレース家におけるビビの重要性をやっと認識してくれたようでした。
今回は触れられませんでしたが、フェロモン発作は遺伝するわけなので、アヒン以降の後継者においてもビビの血を受け継ぐことが役立つという可能性も個人的には感じています。
皆の前で能力を
長老会の人たちはグレース家におけるビビの重要性について納得し、そして目の前で治療系フェロモンを披露して欲しいと要求してくることに。
これは想定通りですね。このためにビビがこの場に乱入したわけなので。
当初の予定ではイブリンが自らの腕にナイフで傷をつけ、それをビビが治療系フェロモンで治すという計画だったわけですが、彼女が約束とは違うまさかの行動に。
なんとイブリンではなく自分自身の腕にナイフを突き刺すという。それも緊張からか思ったよりも深く刺してしまったようで、周囲の人も本人も動揺していました。
イブリンのことを怪我させたくなかったのですかね?怪我のせいでフェロモンが上手く扱えなくなってしまうなんてことも考えられるので、ぶっつけ本番でやるにはかなりリスクがある気がしてしまいますが…。
思ったより深い傷にビビは動揺しながらも、この場でやり遂げるしかないと自分に言い聞かせ、治療系フェロモンで見事に腕の傷を治すことに成功。それを見た長老会の人たちは皆目を輝かせて感心しているようでした。
もう完全にビビの存在が受け入れられたと言ってもいいかもしれませんね。今度から皆が認めるアヒンのパートナーとして堂々として欲しいものです。
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