ピッコマで公開されている「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第112話 | 第113話 | 第114話 |
「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【113話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ビビの治療を拒否
フェロモン発作に襲われてしまったアヒン。彼は吐血しながらも一人部屋に逃げ込むことに。
あとからビビが追いかけてきて部屋に入れるよう要求するも、アヒンはドアを開けることはなく。
ビビは自身のフェロモンによってアヒンを治療してあげたいわけですが、一方彼のほうはというとビビから治療を受けたくないようです。
以前第93話で発作が起きたとき、アヒンがビビの治療系フェロモンを全て飲み込んでしまいたいという衝動に駆られている描写がありましたね。その時はアヒンがグッとこらえて耐え抜いていました。
その時のようにまた同じ衝動に駆られ、ビビを傷つけてしまうことをアヒンは恐れているのでしょう。
もちろんビビはその逆で自らを危険に晒してでもアヒンを助けたいと思っているはずです。
お互いのことを想いながら、ドアを挟んで会話する2人の姿は見ていて切ないですね…。
父の気持ちが分かった
それからアヒンは幼い頃の記憶を思い返していました。
ある日父イディスの部屋に入った時、フェロモン発作によってイディスは吐血して倒れていたよう。そしてその日が彼の命日になってしまったらしく。
まだ幼かったアヒンには恐ろしいほどショッキングな出来事だったでしょうね…。
イディスは病気を妻バレンスにも隠していて、当然アヒンもその日に初めて知ったとか。
病気のことを隠していた父をアヒンは恨んだものの、今となってはその気持ちが分かるみたいです。自分のせいで大切な人が傷ついて欲しくないと。
だからアヒンもビビにバレないように隠そうとしていたのですね。そして今も彼女を傷つけまいと治療を受けることを拒否しているわけです。
このまま苦しむアヒンを見てビビが黙っているとも思えませんし、この後どうなるのか続きが気になるところですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第112話 | 第113話 | 第114話 |