ピッコマで公開されている「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の感想と考察になります。
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「ウサギと黒ヒョウ様の共生関係」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【153話 外伝3】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
フェイエント家の三男
前回に引き続きイディスが若かった頃の話が回想シーンとして描かれていました。
イディス・フェイエントは高位貴族であるフェイエント家の三男であり、正体不明の珍しいフェロモンを持っていたよう。珍しいフェロモンというのは発作とも関係ありそうですね。
そして美しい外見から社交界では常に注目を集める人物でもあったみたいです。
そんな彼のもとにはキツネ領土の次期首長から縁談が申し込まれることに。キツネ領土はおそらく一妻多夫制なのか、イディスを4番目の夫として迎え入れたいよう。
一方イディスのほうは縁談を断りたいものの、一つの領土の首長になる人から申し込まれた縁談を簡単に断ることはできず。
なるほど~。前回イディスがバレンスに突然プロポーズしていましたが、キツネ族次期首長との縁談を避けれるからというのも一つ理由としてあったのかもしれませんね。
まあイディスがプロポーズを決心するまでの経緯はこの後描かれていて、キツネ族の件はおまけ程度の話かもしれませんが。
よく会う仲
森の中にはバレンスとそして黒ヒョウの姿のイディスが一緒にいました。
どうやら美しすぎる外見で注目を集めてしまうイディスは、人々の視線に疲れて気晴らしのために黒ヒョウの姿で森の中を散歩することが多いみたいです。
そんな中でバレンスと出会い、獣人であることに気づかれないまま何年もの間定期的に会っているよう。
バレンスからしたら森でよく寄ってくる自分に懐いている黒ヒョウという感じでしょうか。
ちなみにイディスはこの時点ですでにバレンスに惚れているようで。先代首長が亡くなった日に森で一人泣いているバレンスを見かけ、その姿に目を奪われてしまったみたいです。
この黒ヒョウが獣人でありイディスだったということをバレンスはいつ知るのですかね?そこら辺も楽しみです。
バレンスの悩み
黒ヒョウのイディスに心を開いているバレンスは自身の悩みを語ることに。当然動物相手ですから、ただ悩みを吐き出してスッキリしたいという感覚なのかもしれません。
バレンスの悩みはというと結婚について。長老会から早く結婚するよう迫られているものの望むような相手がいないらしく。
彼女の望む相手はまず権力欲がなく柔軟な思考を持った男であり、そして血統の問題で高位貴族が望ましく、外交に役立つから人脈が広くて容姿端麗がいいのだと。
高位貴族という時点で基本的に皆権力欲を持っているからそんな結婚相手はいないだろうと苦笑い気味のイディス。
しかし彼はハッと気づくことに。その複雑な条件にぴったり当てはまるのがまさに自分ではないかと。確かに彼はいかにも権力欲が無さそうですからね。
この瞬間彼はバレンスにプロポーズすることを心に決め、そして前回ラストシーンで描かれていたシーンに繋がっていくのでしょうね。続きが楽しみです。
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