ピッコマで公開されている「仕えたお嬢様がお坊ちゃまになった」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第14話 | 第15話 | 第16話 |
「仕えたお嬢様がお坊ちゃまになった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
薔薇の花
ピクニックの場所が確保できたブレアは、薔薇と共に佇むクロエの姿に見惚れていた。
そのまま、原作のシーンを思い出しすブレア。
クロエを取り巻く男のうちの一人である皇太子ハイドに、クロエが黄金の薔薇を贈られるシーンがあるのだ。
まさにここ、オルデムの庭園に咲いた花をモチーフにしたという設定を思い出し、あれもいつか現実になるのだろうか、とブレアは想いを馳せた。
そのままクロエに声をかけると、クロエは手にしていた薔薇をブレアへと手渡す。
看板を読んだクロエは、ブレアのために薔薇を摘んだのだ。
ピクニック
ブレアがはりきって作ったお弁当を、美味しそうに食べるクロエをみて、早起きした甲斐があったと喜ぶブレア。
お弁当を食べたあとは、オルデムの庭園を散策するため歩き出す二人。ブレアは何か見つけるたびにクロエに声をかけ、楽しそうに笑う。
その時、ブレアの手とクロエの手が不意に触れ合った。
クロエはそのことを意識して、やんわりと赤く染まった頬でブレアの顔を見る。
ブレアは、クロエの方を振り返ると「そろそろ帰りますか?」と声をかけた。
ブレアを見つめていたクロエは一瞬びっくりするが「あぁ」と返事をした。
クロエのその様子にブレアは、私ばかり浮かれてしまったかも、と反省をする。
クロエのためにと選んだ場所ではあったものの、クロエの好みを考えられてなかったかもしれない。
そう思ったブレアは「次はお嬢様の行きたいところに行きましょう」と声をかけた。
「ここはあまりお気に召さなかったみたい」と続けたブレアに、「いや…悪くなかった」と返したクロエ。
結婚するなら
「これ大切にしますね」とブレアは薔薇をクロエに見せた。
その瞬間、薔薇はみるみる萎れていき二人は驚く。
それを見ていた男が、オルデムの花は温室でしか咲いてられないと教えてくれる。
クロエのくれた花なのに、と落ち込むブレアに「次は外の花をやる」と声をかけたクロエに被せるように、騒がしい周りの声が聞こえた。
騒ぎの原因は、ピスティオ帝国の皇太子ハイドであった。
主人公の輝きに見惚れるブレア。
ハイドがこちらに向かってきたことで、ブレアはもしかしてハイドとクロエが…と身構えるが、そんなことはなくハイドは通り過ぎていった。
ハイドを意識するブレアの様子に、クロエは「ああいう男が好きなのか?」と問う。
ずっと目で追っている、と指摘するクロエ。
ブレアは、クロエとハイドの関係に思いを馳せていただけなので、その問いを否定した。自分は「すべてを手にした人が好き」と言うブレアにクロエは呆れる。
「だからこそ独身主義」ブレアはそう続けて笑った。
そんな人に出会えるわけがないからだ。
クロエが結婚したいのはどんなタイプか気になったブレアは、そのことをクロエに問う。
するとクロエは微笑みながら「おまえが独身主義でいる限り、私も結婚できないだろう」と言った。
エキストラ生活三年目にして、ヒロインに意味深なことを言われたブレアは、頬を赤く染めて慌てた。
【15話】感想
クロエとブレアのデート回でした。どんどんとブレアを好きなことを隠さなくなってきたクロエ。
鈍感なブレアがそのことに気付くのはいつになるでしょうね。
幸せな今回の話に癒されました。ハッピーエンドになるにはまだ問題が山積みの二人は、このあとどうなっていくのでしょう。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第14話 | 第15話 | 第16話 |
「仕えたお嬢様がお坊ちゃまになった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。