ピッコマで公開されている「小説の中の悪女皇帝になった」のネタバレと感想になります。
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「小説の中の悪女皇帝になった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】ネタバレ
剣術の稽古
夜、ユリアは1人で剣術の稽古をしていた。
そしてベヌース伯爵が宰相を喜んで引き受けると言った時のことを思い出した。
どうすればいいかと悩んでいたけれど、彼が引き受けてくれて良かった。自分が間違っていた時に、彼のような正しいことをハッキリと言ってくれる人が必要だったのだ。
そこに、ユーストが現れ、2人は剣の手合わせをするのであった。
ユーストはユリアに仕事のしすぎであると言う。彼女の主治医から、まだ万全の状態ではないと聞いていたのだ。そして私は陛下の身の回りの世話を任されていますからと言うのであった。
ユリアは、お前は損をしてばかりだな。ベヌース伯爵と貴族たちを説得したのはお前だと聞いたと、話した。
彼は自分のプライドを捨て、両者を上手く立ち回ってくれたのだった。
ユリアは小説を読んでいる時から思っていたけれど、ユーストを本当に素敵な人だと思うのであった。
稽古を終えると、相手になってくれたユーストにお礼を言った。
ユーストの光
ユーストは公爵家の隠し子であった。
彼は周りから疎まれ、生まれを理由に馬鹿にされていた。
そんなユーストに、みんなに馬鹿にされることが当然だと思うな!とユリアは言うのだった。
それ以来、その言葉はずっと彼の光となっていたのだった。
稽古が終わり立ち去るユリアの背中を見つめながら、その光の傍にいれるならどんなプライドでも喜んで差し出せると思うのであった。
休暇申請
ユリアの机にどさっと膨大な書類を置いたベヌース伯爵は、やつれた表情で明日から3日間休暇をいただきますと告げた。
最近貴族の間で、ベヌース伯爵はこう噂されていた。
膨大な仕事をこなす彼のやつれた顔を見て、陛下がベヌース伯爵を宰相に任命したのは我々に気を遣ってのことであったと。そして陛下はベヌース伯爵に容赦しないとも。
あれからかれこれ1か月経っていた。
ユリアはベヌース伯爵の休暇を認めると、彼は陛下にも一緒に休んでもらうと言うのだった。そして陛下が休まないと他の者がまともに休めないと。
それを聞いたユリアは、わかったと言わざるを得ないのであった。
城の外の世界
フェリックスは陛下の休暇を知っていれば自分も休みを取ったのに!とふてくされた。
フェリックスとフレーナに留守の間の城を頼んだぞと言うと、ユリアは出掛けていった。
せっかくの休みだから、自分が治める国をもっと近くで見てみたいと思ってのことであった。
ユリアが歩いていると、ユーストが馬の世話する姿が目に入った。
【19話】感想
ベヌース伯爵が宰相を引き受けてくれて良かったです。今までの働きをみても、彼にやってもらうのが適任かと思います。よくも悪くもユリアを尊重する側近が多い中、ベヌース伯爵は彼女にハッキリと言えるのでやり取りを見ててもおもしろいです。
ユリアはこれからどんな休暇を過ごすのでしょうか。この世界に来てから緊迫した状況が続いていたので、少しはリフレッシュできると良いですね!
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