ピッコマで公開されている「全ては勘違いだった」のネタバレと感想になります。
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「全ては勘違いだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
母パトシアの策略
帝国東部の公爵領「ファースト」。帝国で最も豊かな土地は建国当時からエドガー公爵家のものであり、公爵城には多くの秘密の空間があった。
執務室にいたノクターンの母パトシアは、執事長からブリマンがやられたと報告を受けていた。
そして、テロップス・アンダンテ(ドルーアの姉アロイの元婚約者)は伯爵家を出てから依然として消息は不明であると。
聞き出すためにあの子が捕まえているのだろうとパトシアは言うと、不敵な笑みを浮かべた。
執事長は報告を続けた。首都に移動する準備は終わっており、あとは2人のご子息の洗脳を解くだけだと。
それを聞いたパトシアは連れて行っても邪魔をするだろうから、洗脳を解くのは不要だと答えた。
パトシアはノクターンについて考えた。
ノクターンが黒魔法士だと判明した後、彼は屋敷全体の精神を支配した。ある黒魔法士が私を洗脳から解いてくれなかったら、永遠と抜け出せなかっただろう。
自分以外は洗脳されたままだったから反撃できずに、洗脳されたフリをしていたのだ。
武力ではノクターンで勝てない。だから、彼が1番大切にしているドルーアに目をつけるのであった。
記憶の違い
シェリルのお茶会に参加したドルーア。
舞踏会で倒れた私を笑いに来たのですか?と嫌味を言うシェリル。洗脳のことを心配してやって来たのに、彼女の性格は相変わらずであった。
ノクターンの話になり、まだ分別のない子供の時に彼の悪口を言ってしまったこと、彼の屋敷に行ったある日を境に彼のことを好きになったのだと話すシェリル。
シェリルのノクターンへの愛は魔法で作られたものであり、魔法で人の心まで左右できてしまうのだ。
彼女はノクターンのことは好きだったと認めつつ、今は違うのだと言う。その話をするシェリルの表情からは、ノクターンへの恐怖心のようなものが感じられた。
追及してしまったことをシェリルに謝罪すると、お土産でも持って来たクッキーを差し出した。
そして、クッキーの話から、ドルーアとシェリルの記憶違いが発覚する。
ドルーアの記憶によると、ノクターンと初めて話したパーティーは12月でシェリルのノクターンの悪口を聞いたのが1月であった。しかし、シェリルの記憶によると、悪口を言ったのは12月のパーティーの時だと言うのだ。
彼女の話が合っていれば、ノクターンに出会ったのとノクターンの悪口聞いたのは同じパーティーで、たった一日の間に彼を擁護するほど親しくなったということになる。
不思議に思うドルーアだったが、前に記憶を整理するメモリアの糸を飲んでいる。おそらく、シェリルの方が記憶違いをしているのだろうと思うのだった。
アロイの新しい婚約者
屋敷に戻って来たドルーアは姉のアロイと話をしていた。
アロイは新しい婚約者を見つけており、その男性はロジックス・エルフォードだと言う。
彼はシェリルのお茶会にもいたし、シェリルのことが好きである。他に好きな人がいる人と結婚するなんて!と言うドルーアに、もし結婚したら自分が教育するから心配するなとアロイは答えるのであった。
【29話】感想
母のパトシアは何を企んでいるのでしょう。不気味で怖いです。
シェリルのお茶会で、彼女との記憶違いに気付くドルーア。今回はシェリルの勘違いだということで深くは考えませんでした。初めてドルーアとパーティーで会った時に、ノクターンは自分に好意を持つよう魔法をかけています。彼女はいつかノクターンに魔法をかけられていることに気付いてしまいそうですね。
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