ピッコマで公開されている「全ては勘違いだった」のネタバレと感想になります。
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「全ては勘違いだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
あれから暫く経ち
ノクターンとアーロンがお互い血を吐き合うというおかしな出来事からしばらく経ち、季節は冬となった。
今日は皇族直属の誕生日パーティーの日。
ドレスを身にまとうドルーアに、メイドのサディが話しかけてくる。ペンダントがドレスに比べて地味だから変えたほうが良いのではないかと。
しかしそれはアリスから貰った黒魔法から守ってくれる聖物のペンダントであり、ノクターンとも顔を合わすであろうパティーに出席するのに、それを外すわけには行かない。
アーロンとお揃いのペンダントだからと言ってドルーアは誤魔化した。
そしてドルーアの元には、アーロンが迎えに到着したという報告が入るのだった。
不思議なほど静かな日々
迎えに来たアーロンと顔を合わせる前、ドルーアは最近の出来事について思い返していた。
ノクターンとアーロンが血を吐き合う出来事があってから、すぐにでも何か起きそうな雰囲気がしていたが、意外にもノクターンは何も行動を起こすことはなく、不思議なほど静かな日々を過ごしていた。
アリスとはそれ以降も顔を合わせ、予知夢で見たノクターンのことやペンダント、黒魔法に関する話を聞いた。
白水晶のペンダントはノクターンの黒魔法からある程度身を守ってくれるだろうと。少なくとも人前で水晶が割れるほど大きな力は使わないだろうという見立てである
またアリスの予知夢によると、ノクターンは人を殺したことがないらしい。夢の中では、僕が誰かを殺すわけがないだろうと言っていたという。実際に、彼の機嫌を損ねた使用人や兄妹、先代公爵夫人も皆生きている。
唯一、実現しなかったお茶会の予知夢で、ノクターンはアーロンとアリスを殺している。
それについてはどう解釈すればよいのか、ドルーアもアリスも頭を悩ませた。
そして原作とは違い、ノクターンが執着している相手はドルーアであると思われる。
一体彼が何を考えているのか、ドルーアには未だに理解できないのであった。
ノクターンとアリスの婚約話の真相
ドルーアは迎えに来たアーロンと顔を合わせる。
2人ともパーティーに向けてしっかりと着飾り、手をつないで会場へ向かうのだった。
会場に到着すると、周りの者たちはドルーアのほうを見てひそひそ話をしている。
おそらくはノクターンとアリスの婚約が破綻になったことについて、ドルーアのせいだという話をしているのだろう。
ドルーアが後から知ったことだが、どうやらノクターンとアリスの婚約は根も葉もない噂から始まった話だったようだ。
ノクターンがドルーアについて何か聞き出そうとしてアリスの元を何度も訪れた結果、2人が恋人だという噂が広まったらしい。
そしてアリスがそれを訂正しようとすると、なぜかノクターンが止めたのだと。もちろんノクターンはアリスと婚約するつもりなどない。
婚約を結んだ話も破綻した話も、全て実態のないものだったのである。
ノクターンの登場
パーティー会場でドルーアはアリスの姿を見つけ、アーロンをおいて彼女の元へ向かおうとすると、その途中にシェリル・ボルナインが現れる。
何かとドルーアに突っかかってくるボルナイン公爵令嬢だ。
シェリルはドルーアと顔を合わせるや否や、ノクターンとアリスの婚約が破綻したした話を持ち出し、ドルーアが都合のいいことを言いふらしたのだろうといちゃもんをつけてくる。
閣下はあなたと仲良くしてあげてるだけだなどと言って、ドルーアのことを馬鹿にしてきた。
するとちょうどそこにノクターンが現れ、それは誤解だとシェリルに言う。
付き合ってくれたのは自分ではなくバローズのほうだと。
ノクターンのその発言に周囲は戸惑い、そしてドルーアも突然の彼の登場に動揺するのだった。
【20話】感想
ノクターンがドルーアの家に突然やってきたりと慌ただしい日が続いていましたが、それ以降はめっきり静かになったようですね。それが逆に怖いという感じもしますが…。
パーティー会場でドルーアに突っかかって来たシェリル。いつものように本当に嫌な奴です。
でもノクターンが現れて、はっきりとシェリルの言うことを否定してくれたのはスッキリしました。
果たしてドルーアはこのパーティーを無事乗り切ることが出来るのか。注目です。
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