ピッコマで公開されている「その悪女に気をつけてください」のネタバレと感想になります。
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「その悪女に気をつけてください」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】ネタバレ
ナインの勘違い
何かを訴えるような目で見てくるナイン。
彼の脳内映像だと、「あんな奴ほっといて愛し合おう」「はい♡」とただならぬ雰囲気で会話をするメリッサとユーリ。
ナインは泣き出し、その場から去って行ってしまった。
そしてあれ以降ナインの様子がおかしい。
時々メリッサとユーリを交互に見ては、物寂しそうにその場から去っていく。
ナインの謎めいた行動の原因も気になるが、メリッサには他にも収拾すべきことがあった。
対決の申込み
メリッサの収拾すべきことは "ピーコックの存在" である。
邸宅の庭にいるピーコックは見上げて、ベランダで剣を研いでいるメリッサに下りてきてください、話があると話しかけた。
しかしメリッサはそれに応じる気配はない。
ピーコック一行とエリザベス家は現在、微妙な関係にある。
エリザベス家はただでさえ部外者を歓迎しないのに、ましてやユーリにしつこくつきまとうピーコック一行である。
ピーコック一行は仕方なしに屋敷の前に陣を張り、エリザベス家の出方を伺っている。
そしてエリザベス家も彼らを強く追い払うことができないでいた。
ピーコックは帝国最高の貿易商トップであり、もし彼を刺激して食物などの調達が滞れば、さすがに魔法で食物を作り出すことはできないエリザベス家が不利になる。
そしてそんな状況に現れたのがこの私「メリッサ・ポジェブラト」だ。
ピーコックは不敵な笑みを浮かべながら「まことに恐縮ですが、この卑しい平民と話してくださいませんか」と、再度メリッサにお願いした。
「そこまで言うなら下りてってあげる」とメリッサも負けじと不敵な笑みを浮かべるのだった。
ヨナとナインを連れて、ピーコックのいる庭に向かうメリッサ。
するとユーリがメリッサを心配し、駆け寄ってきた。
私も一緒に行くと言うユーリだが、それを断るメリッサ。
そして「ササっと片付けてきますから、あとで頼みごとを聞いてください」と言うと、ユーリは「もちろんです!」と答えた。
メリッサが庭に到着すると、全身ブランド品で固める金持ちアピール全開のピーコックが待っていた。
ユーリと彼が会うのを阻止すべくメリッサがここに出てきた理由は、彼の異常な執着心からユーリを守るため。
ピーコックは決闘を申し込むべく、メリッサに果たし状を投げつけた。
そしてメリッサはそれを受け取るのだった。
ピーコックは決闘の種目を言う前に、お互い何かを賭けないか聞いてくる。
それに対して決闘に賭けるのは首しかないと言うメリッサだったが、ピーコックはそれを断る。
首以外なにがあるのよと言うメリッサは、「まさかユーリ?」と彼をにらみつける。
もしそうならただのクズ。ユーリは物ではない。本人がいない時に勝手に賭けるなんてほざいたら、本当にあんたの首もらうから。
ブルブルと震えるピーコックに、メリッサは最後に「わかった?」と吐き捨てた。
すると気を取り直したピーコックは自分が勝ったらメリッサにここを去ってほしいと言った。
そしてメリッサが勝った場合は、リプトンから出ていくと。
メリッサは「それで望みの種目は何なのよ」と、尋ねた。
さすがに自分に有利な種目を提案するなんてズルいことをしないだろうと思うメリッサだったが、ピーコックの口から出てきた言葉は「種目はクイズ!この世で最も高価で希少なものをそれぞれ買ってきて、それが何か先に当てた方が勝ちです」という思いっきりピーコックの得意分野なのであった。
【29話】感想
ナインはメリッサとユーリができていると勘違いし、元気がなかったみたいですね。ピーコックとの決闘でそれどころではなくなってしまいましたが、早く誤解が解けると良いです。
ピーコックの提案してきた決闘の内容は自分に有利のもので、やはり彼は期待を裏切りませんでしたね。メリッサ曰く、小説内では彼が1番の人気キャラだったようですが、今のところまだ理解できません(笑)
決闘がどうなるのか、次回が楽しみです!
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