ピッコマで公開されている「その悪女に気をつけてください」のネタバレと感想になります。
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「その悪女に気をつけてください」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【24話】ネタバレ
メリッサ専任の執事
以前、メリッサが使用人の夏休みのお願いをしにポジェブラト公爵の元に行った時のこと。
メリッサは他にもあるお願いをしていたのだった。
「私専任の執事を雇いたいです。しかも平民の」
貴族が雇用する者は貴族の所有となり、その者への攻撃はすなわち貴族への攻撃に値する。
よってジャックはポジェブラト家に雇われたナインに手出しできないのであった。
ジャックは「見てろ!いつか後悔させてやる」と捨て台詞をはいて退散していった。
束の間の平和
邸宅に平和が訪れた。
長い通路でメリッサとナインは、彼が狼から人間の姿に変わった瞬間の時のことを話している。
「血まみれの狼が庭で倒れているだけでも驚くのに、人にかわる姿まで見せられたんだから。」とメリッサは話す。
ナインはメリッサが執事にすることについてポジェブラト公爵を説得してくれた時のことを思い出した。
ポジェブラト公爵に身分や推薦状について問われた時に、メリッサ自身が保証し何かあった時は責任をとると言ってくれたことを。
メリッサが冗談で「恩返ししたいなら一生働くのよ。」と言うと、ナインは真剣にうなずくのであった。
部屋に帰ってくるとメリッサは、ナインに部屋の鍵をかけさせた。
そして「さっきから何か…」と言うと、彼女の口からは血が。
それを見て驚いたナインの顔を見ながら、メリッサは意識が遠のいていった。
メリッサは倒れてしまった。
メリッサの想い
「ここはどこ?私は誰?」
夢の中なのか幻想の世界なのか。
メリッサがふと見ると、自分に似た女の子が泣いている。
話しかけてみると、彼女は誰も抱きしめてくれないと泣いているのだった。
私が抱きしめてあげると言うと、女の子はあんたはイヤと言う。
じゃあどうすれば涙が止まるのか聞いてみると、女の子は「イアンを連れてきて!」と言うのだった。
メリッサが「イアン?誰なの?」と聞くと、女の子は「私の未来の夫」だと答える。
女の子はイアンと夫婦になればいつでも一緒にいられるからと話す。
彼はとても忙しくて最後に会えたのは2年前であると。
そう話しているうちに、いつのまにか女の子は泣き止んでいた。
さらに女の子はイアンのことが好きなことや、弟と仲良くしたいこと、犬が好きだから飼いたい、私は愛されたいと色々なことをメリッサに話した。
そして女の子は「でもあんたは私とは違うわ、メリッサ。元の私とは違うのよ。」と言う。
女の子は元のメリッサであったのだった。
するとこの世界の壁が壊れ始めると同時に、遠くからメリッサを呼ぶ声が聞こえる。
元のメリッサは、「今みんなに呼ばれているのはあなた。これからの人生は全部あなたのものよ」と言うのだった。
空っぽの愛を求めたりせず、不当な扱いには声をあげ、自ら突き進む。
彼女はメリッサがそう生きていけるように激励を送った。
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パっと目が覚めるとここは現実の世界で、目の前には泣いて心配してくれるナインや使用人たちの姿があった。
【24話】感想
急に倒れてしまったのは驚きました。メリッサは知らぬうちに今まで無理をしてきたのでしょうね。
元のメリッサに「これからはあなたの人生なのよ」と言ってもらえ、これからは自分の好きなように自由に生きていくことができそうです。
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