ピッコマで公開されている「シスコン夫と離婚します!」の感想と考察になります。
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【65話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
真っ向から衝突
相変わらず牢屋に閉じ込められているエリオットに対し、領地運営に関してアドバイスをくれたことにミロアム伯爵は感謝しているよう。
そんな有難いなら裁判で有利な証言をしてくれたらいいのにとエリオットが言うと、ミロアム伯爵の表情は途端に険しくなるという。犯した罪に対して反省していないのに味方にはなってあげられないと。
2人はだいぶ打ち解けて仲良くなったようには見えますが、親しいからという理由でミロアム伯爵は自身の正義を曲げるつもりは無いのでしょうね。正義感の強い彼らしいです。
それから両者の意見は真っ向から衝突。自身の主人であるリエナは良い人だと主張するエリオットに対し、本当に良い人なら大切な側近に罪を犯させはしないだろうとミロアム伯爵が反論。
また法に反することは何があっても絶対にダメだとミロアム伯爵は言うも、法を破ることを無条件で悪とするのは愚かだとエリオットは主張していました。
この2人は性格や考え方が正反対な気もするので、お互いを理解するのは難しいのかもしれませんね…。
エリオットの心は変えられない?
法を破ることは必ずしも悪ではないと主張するエリオット。今回のイーベル商団の脱税に関しても、帝国の上の人間たちが腐敗しているのだから真面目に納税しても意味がないとか。
まあ中には国民が納めた税金を悪用する人もいるかも分かりませんが、それで脱税を正当化するのは無理がありますよね…。
それからエリオットの話はさらに過激になっていき、結局のところ全てにおいてリエナが正しいと言いたいよう。
むしろ高貴な彼女を法律で縛ろうとするほうが愚かだとまで言いたそうですね。
エリオットは天才なので何事も論理的かつ合理的に判断できそうですが、リエナの存在が絡んでくるとそうでもないのかもしれません。リエナに関連することになるとまともな判断能力が失われているような気がします。
そんなエリオットを目の当たりにして、もう諦めてテレンスの言う通りに進めるしかないのかとイーデルも思い始めたようで。
イーデルがエリオットの心を変えさせることができなければ、テレンスが彼を始末するということでしたからね。
果たしてエリオットはこのまま変わらないのか、この後どんな展開が待っているのか注目です。
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