ピッコマで公開されている「シスコン夫と離婚します!」の感想と考察になります。
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「シスコン夫と離婚します!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【64話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ミハイルの主張
監獄の中のリエナに贅沢をさせたせいで皇帝ドミニクからの怒りを買った皇太子ミハイルですが、彼も何か言いたいことがあるようで昔の話を始めることに。
彼がまだ幼かった頃に皇宮の外へ出かけた父ドミニクをこっそり追いかけたことがあるらしく。そこで衝撃的な光景を目にしたのだと。当時まだ存在すら知らなかった兄弟テレンスが父と遊んでいたのだとか。
ミハイルにとってはショックが大きかったみたいですね。
その時ドミニクはテレンスとボール遊びをしており、自分は剣の練習ばかりだったということでミハイルは不満を感じていたようで。
ドミニクは後継者となるミハイルにだけ剣を教えようとしたみたいですが、そんな配慮など彼は知る由もないのでしょう。
ちなみにテレンスのほうはボール遊びではなく剣の練習をしたいと父に頼んで身につけたとか。そこら辺のことを考えてもテレンスのほうが後継者としての適性がありそうですけどね。苦笑
皇帝の決断
子供時代の不満を口にするばかりで反省する素振りもないミハイルに皇帝ドミニクは苛立っているよう。
それから皇后カリーヌまで駆けつけて騒ぎが大きくなったところで、ドミニクは大胆な決断をすることに。ミハイルの皇太子の座を廃するとその場で宣言していました。
つまりミハイルは皇太子へ冊封される前の第1皇子の状態に戻ったわけですね。
これまでミハイルは自分は皇太子だとテレンスに対して偉そうにしていましたが、対等な関係になったため今後そんなことも言えないでしょう。笑
その宣言を最後にドミニクはその場を立ち去り、カリーヌは頭を抱えているよう。息子が皇太子の座を奪われたわけですからショックも大きいでしょう。
ただカリーヌにとっての悲劇はそれだけではなく、監獄の中で贅沢な生活をしているリエナの姿を目の当たりにし、それが全て息子のやったことであると知ってますますショックを受けているようで。
息子を溺愛する母でも息子の愚かな振る舞いまで擁護することは出来なそうですね。
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