ピッコマで公開されている「シスコン夫と離婚します!」の感想と考察になります。
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「シスコン夫と離婚します!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
冷静なエリオット
首都治安隊の別館の牢屋に閉じ込められたエリオット。そこへイーデルが登場するも彼は余裕そうな様子。
彼は目隠しされて連れて来られたわけですが、馬車での移動時間や室内装飾からしてそこが首都治安隊の別館であると分かっているよう。さすがの推理力です。
そして自分の後ろ盾にはカシウス公爵家がいるうえ、脱税容疑で捕まったものの拘禁中に危害を加えることは禁じられていることを指摘。
つまりこのような状況でも実際は指一本触れられるはずはなく、全ては怖がらせようとする演出に過ぎないと。
ちなみにエリオット自身が明かしたわけではないですが、イーデルの小説での知識によると彼の体内には超小型護身アーティストが埋め込まれているとか。受けた攻撃の痛みがそのまま相手に跳ね返るのだと。
そのようなこともあってエリオットは牢屋に閉じ込められたこの状況でも終始冷静でいられるわけですね。
ちなみにイーデルが何か特に要求したり問い詰めたりする場面はなく、こんな演出は無駄だという感じでエリオットがずっと喋っている感じでした。
イーデルが何のために会いに来たのかこの時点ではよく分かりませんでしたね…。苦笑
それは演出ではなく
ただの演出に過ぎないと余裕そうなエリオットですが、実はそうではないようで。何とテレンスは彼を殺すつもりのよう。
自分らにとって危険な存在ということで、テレンスはそのような選択をしているみたいですね。イーデルは止めようとしたものの、結局彼の意向に従うことに。
ただ条件として時間を貰いたいと頼み、彼女は先にエリオットに会いに来たということのよう。
そしてイーデルはエリオットの心を替えさせることを試みていて、それに失敗したならこの後テレンスがエリオットを抹殺するという流れみたいです。
なるほど…。つまりこれは演出でも何でもなくイーデルによって与えられたエリオットが生き残るためのラストチャンスというわけですか…。
それから自分が話しても無駄だとイーデルは感じたのか、あなたが会うべき人がいるとだけ伝えて部屋を出て行くことに。彼女が一体何を考えているのか気になるところです。
カシウス公爵邸で
そのころカシウス公爵邸には皇室からやってきた騎士たちが押しかけており、税法や貿易法など7つの法律に違反した容疑で調査に応じるようにと要求。
リエナは絶対に引き渡さないとカシウス公爵が立ちはだかり、一方皇室騎士も皇帝の命令だからと引き下がる様子はなく。
そんな膠着状態が続いた中でリエナが自ら姿を現し、調査を受けに行くのだと。
カシウス公爵とルハイムが引き留めたものの、結局リエナの意向が尊重されて連行されることになりました。
リエナはわりと自信がありそうに見えますが、何か考えがあるのですかね…。常に助言をしてくれるエリオットもここにはいないわけですが。
リエナにかけられた容疑がどうなるのか注目です。
エリオットに会わせたい人物?
一方エリオットが捕らえられている首都治安隊の別館では、イーデルがミロアム伯爵を出迎えていました。
ミロアム伯爵はおそらくこれが初登場ですかね。一体何者なのでしょうか。
流れからするとイーデルがエリオットに会わせようとしているのが彼なのでしょう。続きが楽しみです。
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