ピッコマで公開されている「シスコン夫と離婚します!」の感想と考察になります。
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「シスコン夫と離婚します!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【49話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇帝ドミニクの判断
パーティー会場の外でテレンスの件を巡って激しく口論している皇帝ドミニクと皇后カリーヌ。
皇帝ドミニクがテレンスを皇子として公表した理由はというと、現状ではミハイルに皇位を引き継ぐわけにはいかないと考えているからのよう。もしミハイルが皇帝の座についたなら、帝国を治めるのは皇家ではなくカシウス公爵家になるだろうからと。
それはミハイルがリエナとの愛に目がくらんでいることが原因ということのようですね。
確かに帝国全体に影響するような大きな決断をする際にも、リエナの意向が強く反映されてミハイルが彼女の言いなりになるのが想像できます。笑
実際に過去にビロード公爵家とカシウス公爵家の間で法的な争いが起きたときにも、ミハイルは母方の家門であるビロード公爵家ではなくリエナのいるカシウス公爵家の味方をしたことがあるとか。
そのような理由から皇帝ドミニクはミハイルを後継者として考えておらず、テレンスを皇子として認めたみたいです。
当然皇后カリーヌとしては受け入れられず怒り心頭のよう。彼女のテレンスに対する敵意はますます強まりそうですね…。
成長著しい商団
皇帝と皇后の口論を聞き終わってイーデルが会場に戻ると、人々はイーベル商団が新たに発売するという商品に盛り上がっていました。
長時間温かさが保たれる水筒なのだと。いわゆる魔法瓶みたいなものですね。保温魔法がかかっているということで、この世界では斬新なもののようです。
そんな商品を売り出したイーベル商団はここ数年で大きく成長した商団らしく、主に魔法アーティファクトを扱うとか。
そして商団主とされているセシル・イーベルがその場に登場。そこで衝撃的な発言が。本当の商団主は自分ではなくリエナ・カシウスだというのです。
どうやら数年で大きく成長したのも未来を知るリエナのおかげだったみたいですね。
しかも小説のシナリオではその公表はもっと先だったはずらしいのですが、離婚裁判の騒動などの影響もあって早く評判を取り戻すためにこのタイミングで公表したのだろうとイーデルは推測。本当に厄介です…。
成長著しい勢いのある商団の主がカシウス公女だったのかと人々は盛り上がり、そのパーティーの主役はあっという間にリエナのものになってしまいました。
せっかく新たな皇子としてテレンスが注目を集めていたのに、一気に皆の視線を奪って話題の中心に躍り出るとはリエナは本当にしたたかな人物ですね。
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