ピッコマで公開されている「シスコン夫と離婚します!」の感想と考察になります。
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「シスコン夫と離婚します!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【44話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ウォリス伯爵家の人ではない?
ウォリス伯爵家の借金は結局お姉さんが返すことになるんだと詰め寄ってくるサミュエル。家族である以上返済義務が発生すると。
しかしそんな言葉に対してイーデルは全く動じることはなく。私にその義務はないという旨をはっきり伝えていました。
というのもイーデルはもうすでにウォリス伯爵家の人間ではないらしく。帝国法では女性が離婚した場合、籍を実家に戻すには申請する必要があるとか。勝手に戻るわけではないみたいですね。
当然イーデルは申請をしておらず、今はカシウス公爵家にもウォリス伯爵家にも属さない状態みたいです。しかもどの家門に属さなくても貴族の身分は維持されるよう。
そういうことであればイーデルがウォリス伯爵家に戻る理由なんて何一つないですね。
その話にサミュエルは動揺している様子でした。薄っぺらい知識で勝手にイーデルがウォリス伯爵家に戻ってくると思い込んでいたようで、当てが外れていい気味です。
そしてイーデルの話が正しいのか自分で調べてくると言い残してサミュエルとウォリス伯爵は部屋を出て行くことに。
前回の印象だとサミュエルはもう少し厄介な人かと思いましたが、今回の慌てふためいた感じを見ると大したことなさそうですね。笑
離婚の勧め
ウォリス伯爵とサミュエルが部屋を出て行き、一人部屋に残された伯爵夫人。
彼女に対してイーデルは、もし離婚を考えるならと離婚専門弁護士であるシャーロンの連絡先を渡していました。
自分が家門からいなくなったら今度からは伯爵夫人が責任を取らされることになるだろうとイーデルは考えているみたいです。
確かに今回の一連のやり取りを見ていても伯爵夫人は一番立場が弱そうでしたからね。借金の問題などについてお前が何とかしろと伯爵やサミュエルから押し付けられるのは容易に想像できます。
果たして伯爵夫人はイーデルの離婚の勧めをどう受け取ったのか。その場では離婚を否定していましたが、心の中ではイーデルの警告が正しいことを分かっていそうな気もしますね。
自分だけでも
それから日が暮れる頃、サミュエルがイーデルのもとへと戻ってきました。
彼は弁護士事務所を訪れていたらしく。イーデルの話していた帝国法が正しいことを確認したからか、昼間よりも慎ましい態度のよう。
あらためて下手に出てイーデルに許してもらおうとしているみたいです。ころころと態度を変えてきて見苦しいですね。
ただイーデルは断固として救いの手を差し伸べることを拒否。代わりに借金を返してあげるつもりはないと。
するとサミュエルは条件を変え、ウォリス伯爵家の家門としての借金はどうでもいいから自分の個人的な借金だけ肩代わりしてくれと言い出しました。
これにはそばにいた伯爵夫人も動揺しているよう。
やはりイーデルの警告通りのことが起こりそうですね。サミュエルは自分の借金だけ返せば、あとは家門の借金は母に押し付けようとでも考えているのでしょう。
まあイーデルがそんな提案を受け入れるはずがないでしょうけどね。続きがどうなるのか楽しみです。
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