ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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【97話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇帝のための解毒剤を
皇帝が飲んでいる薬には危険な成分であるニラの根が入っているという話が以前ありました。第87話あたりで描かれていましたね。
カイラの前世では皇帝が何の前兆もなくある日突然倒れたということで、おそらくその薬のせいなのでしょう。
そしてその黒幕はほぼ間違いなく皇后なのではないかという状況なわけです。これについても皇居の薬剤を管理しているのが皇后だという話が第87話で紹介されていました。
そんな状況でカイラはその解毒剤を作って欲しいとフィリペに頼むことに。皇帝を助けるためだという理由はまだ内緒にしているみたいです。
皇帝が飲んでいる薬が毒だったなんて情報が下手に回ってしまったら大変なので、おそらく真実を知っている人を最小限に抑えているのかもしれません。
カイラは皇帝を助けることができるでしょうか。
前世は皇帝が倒れてからとんとん拍子にラカンが皇帝に即位したようで、全て皇后の狙い通りだったのでしょう。
以前第85話で、皇后には皇帝不在時に次期皇帝を指名する権限があるという話がありましたから、今でも皇帝が倒れたらまずい状況になる可能性はありそうです。奴の思い通りにさせないよう皇帝を救って欲しいですね。
ラカンには魔力がない?
カイラのもとにはメルビンから報告の手紙が届きました。そこに書かれていたのはラカンに関する情報で、彼には魔力が少しもないのだとか。
以前第22話で皇族の瞳の色とその人が持つ特性に関して触れられていました。瞳における金色の量は剣を扱う能力を、黒色の量は保有している魔力とその制御能力を現しているということでしたね。
つまり黒い瞳ほど魔力が強く、皇族の中でも一番黒い瞳を持つラカンが強力な魔法使いなのではという推測があったわけです。
ただ今回メルビンの報告によるとラカンには魔力がないのだとか。う~ん、それが正しい情報かは疑わしいですね…。
というのも以前72話で、ラカンの発言からすると時を過去に戻したのが彼の仕業の可能性が高そうなんですよね~。そうなるとやはり魔法を使えるのは間違いないのではと。
メルビンがどうやってラカンの魔力を調べたのかについて触れられていないので、そこも気になります。
ちなみに皇后宮で働いているジェーンには秘密を守れない禁術がかけられているのではという話が以前ありました。だから彼女に重要な情報を持たせるのは危険であると。それは第78話でのことです。
ジェーンにその禁術をかけたのもラカンなのではとカイラは推測していたみたいです。ラカンが魔法を使えないとなるとそこら辺の推測も間違っていたことになってしまいますよね…。
真相が気になるところです。
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