ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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【77話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
フェイロンの母
前回、先代皇后であるフェイロンの母エルミナの名前が出てきましたが、今回彼女の過去が明かされることに。
エルミナの出身家であるラティエ公爵家は、反逆を企てたということで処罰され、公爵や後継者は殺されたのだとか。ただそれは冤罪だったらしく。
そして出身家という後ろ盾がいなくなったエルミナもまた別件で濡れ衣を着せられ、死に追い込まれたようです。
それらの騒動の黒幕はというと…、やはり現皇后でした!
皇后は本当に卑怯で汚い奴ですね!
つまりエルミナもその家門も、皇后の策略によって陥れられたということになります。
前回フェイロンは皇后に対し、狩猟大会の事故の犯人を突き止めたらその事は忘れる的な発言をしていましたが、確かにそれで文脈が通りますね。
フェイロンには皇后に対して恨みを持つ理由があるものの、協力するなら忘れてやってもいいぞという感じでしょう。
まあそれはあくまでも交渉の一環で、本当に許すとは思えませんが。
皇帝はそこまで酷い人じゃない?
これまでの話だと皇帝は利己的な人物であり、あまり温かみは感じられませんでした。
ただ今回描かれたエルミナのエピソードにおける皇帝はそこまで酷い人じゃなかったようで。
彼はエルミナが濡れ衣を着せられただけだと理解していて、皇后の座から廃位することも罰することはなかったのだとか。
結局エルミナの死は自身で服毒したことによるもののようですが、病死として公表され、罪人として扱われることはなかったみたいですね。
実質エルミナは現皇后によって殺されたみたいなものですが、皇帝の配慮により名誉だけは守られたようです。
もしエルミナが罪人となっていたら、フェイロンもまた罪人の子として扱われたでしょうから、そこは皇帝のおかげかもしれませんね。
第74話ではフェイロンが計画を進めるため皇帝にお願いごとをする場面がありましたが、案外信頼してもいいのではとも思ってしまいます。
少なくとも皇后よりはまともな人でしょうね!
カイラ宛てに手紙
カイラ宛てに2通の手紙が届き、1通はメルビルからのもの。
ビエナが皇室冒涜罪に問われている経緯が書かれていて、真実を知ったカイラは安心したようでした。
フェイロンがビエナになびいたりしないかと不安を感じていたみたいです。
前回第76話の感想考察で、カイラとフェイロンの勘違いやすれ違いを心配していましたが、全くそんな必要はありませんでしたね!
そしてもう1通の手紙はフィリペからのもの。久しぶりに名前が出てきましたね!
手紙というより映像を記録してメッセージを送るみたいなやつでしょうか?
その内容は今回明かされず。次回が気になるところです。
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