ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
狩猟大会が始まり
いよいよ狩猟大会が始まり、参加者たちはそれぞれのエリアに向けて出発した。
カイラはフェイロンのグループの一員として行動する。
午前中はクマなどの猛獣を狩り、そして昼になって皆で昼食をとることに。
昼休憩中にエルカルは話したいことがあるということでカイラを呼び出した。
2人で少し離れたところまで行くと、それをどこで手に入れましたか?とエルカルが聞いてくる。
彼が質問してきたのは、カイラが持っている赤い宝石のついたリング。それは狩猟大会が始まる前に、危機の時に役立つだろうと言ってキャラマン大公が渡してくれたものだ。
カイラはそれが何なのかを理解せずに受け取ったが、エルカル曰く危険なものなのだと。
それはリッセン王国の魔塔で初めて作られた召還媒介体というもので、発動条件が満たされたときにあらかじめ決められたものが召喚されるという。
何を召喚するかは作った人が決めているらしく、何が召喚されるか分からない場合は危険なものになり得るのだ。
当然カイラは何が召喚されるかなど知らない。
キャラマン大公から貰ったものであることを説明すると、エルカルは少し驚いている。
何が召喚されるかはフェイロンに見せたらわかるかもしれないため、とりあえず元の場所へ戻ってフェイロンと合流しようということになるのだった。
フェイロンの本当の望み
そう遠くない場所に兄の気配を感じると言うエルカル。
一緒にそちらへ向かうが、なぜエルカルにはフェイロンの場所が分かるのかカイラは疑問に感じた。
エルカル曰く、血縁関係がある中で最もフェイロンに対する感応度が高いのだと。幼いころからよくフェイロンのことを探していたという。
また2人とも皇位に関心がないという共通点もあり、エルカルはフェイロンと親しくなったのだとか。
その話を聞いてカイラは驚いた。フェイロンは皇位に関心がないんですか…?と。
前世ではフェイロンを退け、ラカンのことを皇位に押し上げた。そのことが申し訳なかったと思い、今世ではフェイロンの皇位への道を助けると約束したのだ。
フェイロンも快く受け入れてくれたように思っていたが、どうやらそれは彼の望みではなかったらしい。
彼が本当は何を望んでいるのかも気にしたことがなく、私はなんて自分勝手だったんだ…!とカイラは自分に失望した。
彼女がそんなことを考えていると、異変が起きたようだとエルカルが言い出すのだった。
伝説の魔獣
異変が起きたと言い出すエルカル。
彼の感じるフェイロンの気配が、少し様子がおかしいのだと。
何か問題が発生したのかもしれないと思い、カイラとエルカルは急いでフェイロンのいるほうへ向かう。
すると2人が見たのは衝撃的な光景。とてつもなく凶暴な魔獣が暴れているのだ。
貴族たちの放つ矢はことごとく跳ね返され、フェイロンがその頭を真っ二つに切るがみるみるうちにくっついてしまう。
エルカルによると、それは伝説の魔獣ヒレセンタだという。
カイラもその存在は聞いたことがあるが、とても実在するとは思っていなかった。
そしてよりによってそんな魔獣がなぜフェイロンの割り当てられたエリアに現われたのか、カイラは違和感を感じているのだった。
【56話】感想
いよいよ狩猟大会が始まりました。きっと一筋縄ではいかないと思っていましたが、早速恐ろしい魔獣が出てきましたね。
よりによってフェイロンのエリアに現われたわけですが、まあ間違いなく皇后とラカンの陰謀なのでしょう。本当に奴らは厄介です。
またエルカルによると、カイラがキャラマン大公から貰ったものは何かを召喚するものなのだと。
危機のときに役立つものだとキャラマン大公が言っていましたが、今がまさにその時なのではないでしょうか。この後どうなるのか続きが楽しみです。
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