ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【52話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ビエナの思惑
カイラはビエナに対し、あなたと父は家門のことに口を挟む権限がないのよ!とはっきり言い放った。
だからあなたは第五皇子のことだけを考えていればいい。
そう言い残してカイラは立ち去り、自分の部屋に戻っていく。
一人残されたビエナは、不気味な表情を浮かべながら一人考えていた。やはり人のことを思いやる演技をしていただけなのねと。そして、第五皇子殿下の話を聞いて良かったとも。
ビエナはラカンから何か吹き込まれたのだろうか。
それからビエナはパァっと笑顔になり、第五皇子殿下にこの状況を伝えに行かなくちゃ!と嬉しそうにしているのだった。
兵舎に戻ると
カイラが兵舎に戻ると、ミリアとラビエンが待っていてくれた。
侍従も侍女もいなくて疲れただろうから一緒に休みましょうとミリアは笑顔で話しかけてくる。
狩猟大会の帰還は3日間。皇族以外の全ての貴族は、食事以外のことを全て自分で行わなければならない。
侍従や侍女などを連れてくると、兵舎の部屋が足りなくなるため、同行は認められていないのだ。
初めての大会にカイラは少し戸惑うところもあるが、3回目の参加であるミリアが色々と教えてくれる。
狩猟大会の間体を洗うことは出来ないから、これを使うと良いと言ってクリーン魔法の魔法石を渡してくれた。
カイラがそれを手に取ると、魔法石はパァっと輝き、洗ったように体が綺麗になったようである。
友達の存在
それからもう寝ようとするカイラだが、ミリアとラビエンは横になって一緒に楽しい話をしようと言う。
いつまたこのように友達同士で集まって夜を過ごせるか分からないからと。
その言葉にカイラは複雑そうな表情を浮かべた。”友達”とは前世の彼女にはいなかったからである。
過去に感じたことのない感情に、カイラは戸惑っているのだ。
まだやるべきことがたくさんあるのにこんなに楽しんで安心していいのかな…とも少し考えた。
しかし明るく接してくれるミリアとラビエンに、カイラもまた笑顔になる。
そして結局彼女たちは眠りにつくまで3人で恋バナで盛り上がることに。
そんな楽しい時間を過ごし、たまにはこんな風に幸せになっても良いだろうとカイラも前向きにとらえるのだった。
狩猟大会当日
狩猟大会当日の朝、カイラはミリアに起こされて目が覚めた。もうすぐ朝食だからと言って、着替えも用意してくれている。
またミリアはカイラに髪の毛をセットしてくれる。どうやらいつも末っ子の髪をセットしてあげているのだとか。
年齢は2つしか離れていないが、カイラはミリアのことをしっかりした年上のお姉さんのように感じた。
それから準備を整えて兵舎を出るカイラ。
彼女がミリアとラビエンと共に歩いていると、何者かにぶつかってよろめいてしまう。
転びそうになったカイラの手を、そのぶつかった男はガシッと掴み、大丈夫か?と言って支えてくれた。
彼の目つきや、他の兵士たちとは頭一つ抜けた長身な体格から、ものすごい威圧感が感じられる。
それほどの存在感がある人物なら過去に知らかったはずがないが…とカイラは頭を巡らせ、そしてハッとある人物が思い浮かんだ。
もしかしてキャラマン大公殿下ですか?とカイラは彼に問いかけるのだった。
【52話】感想
これまでカイラはビエナに対し、ラカンと幸せに結ばれることを願っているということを言っていましたが、それが演技であることがバレたようですね。
まあビエナを思いやっているわけではないにしても、結ばれて欲しいというのは演技ではなく本心なのですが…。
なんだかビエナはラカンに何か吹き込まれている気がします。カイラに探りを入れようと言うのでしょうか。ちょっと駆け引きが面白くなりそうですね。
そして今回キャラマン大公らしき人物が初登場しました。一体どんな人物なのか楽しみです。
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