ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【51話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ビエナの不満
自分の部屋に戻ろうと外を歩いているカイラの前に現われたビエナ。
彼女からはラカンの香りが感じられる。
彼の香りに、白い息が出るほどの寒さ、吹き荒れる風の音。カイラにとって何もかもが不快である。
その気持ちが表情に出たのか、私が訪ねてきたのが嬉しくないのですか?などとビエナは煩わしいことを言ってくる。
それからビエナは最近彼女が感じている不満を話し始めた。自分は間違ったことをしていないのに皆私の悪口を言ってくると。
まず以前ビエナが皇后主催のパーティーに参加した日のことを持ち出してきた。
ビエナはフェイロンがカイラへ贈った馬車に勝手に乗って痛い目を見たわけだが、私は皇子からプレゼントされたことなど知らなかったのです!と言って突然泣き出す。
さらにその皇后主催のパーティーでも、ドレスのことで令嬢たちから馬鹿にされたのだとか。
またカイラの毛皮のマントを使ってみようとしたとき、それを見ていたミリアに怒られたことがあったという。それはフェイロンがカイラのために贈った銀ギツネの毛皮のマントであり、ミリアが代わりに止めてくれたようだ。
お姉様が事前に言ってくれたら触らなかったのに…!と言ってビエナはカイラを睨む。
ビエナはとにかく自分だけいつも悪者扱いされていることが気に食わないようだ。
そんなビエナの不満を聞いて、カイラはゾッとする。
何を喋らせても結局カイラのせいだと言わんばかり。自分の過ちなど一切ないという主張は父トラビスとそっくりである。
知らなかったら罪にならないわけじゃないよとカイラは諭し、ビエナを黙らせるのだった。
勝ち誇った顔
それからカイラがラカンの話を出すと、ビエナは途端に笑顔になる。
ラカンにはすでに狩りに向けた装飾品も渡しており、女神の加護も自分がしてあげるのだとビエナは誇らしく言ってきた。
ビエナの言葉にカイラも笑顔を見せる。それは上辺だけでなく本当に嬉しいこと。カイラとしても、ラカンとビエナが近づくことは好都合だからだ。
ビエナ曰くラカンのほうからアプローチがあったとのことで、これまでオルシエ邸に出入りしてたのもお姉様の為じゃなくて私の為だったのよとマウントを取って来る。
そして、令嬢たちから恨まれるのも私が第五皇子から可愛がられてるから羨ましかったようですねなどと言って勝ち誇った顔だ。
カイラはそんな面倒なビエナの対応を適当にやり過ごし、話を終わらせて部屋に戻ろうとするのだった。
一緒に狩りに
部屋に戻ろうとするカイラをビエナが引き留めて来て、明日の狩りに一緒に行きたいと言ってくるではないか。
ビエナは馬に乗れないわけだが、お姉様の馬に乗ればいいじゃないですか!などと図々しいことを平気で言う。
あまりにも自分勝手なビエナにさすがのカイラも苛立つが、狩りに一緒に来てはだめな理由を説明してあげることに。
狩りへの参加条件は、貴族の家柄、後継者、護衛騎士であることなどと決まりがあり、ビエナはいずれにも該当しないため参加不可なのだ。
するとビエナは、それならお姉様が私を後継者に指名すればよいですねなどと軽々しく言ってくる。とりあえず指名だけしてもらって、後々無かったことにすれば本当に後継者にならずに済むと。
そんな滅茶苦茶な話に、あなたは私の家門ではないから後継者にはなれないよとため息をつきながら言うカイラ。
その答えにビエナは、私はお父様の言う通りにしただけですと言ってくる。こう言えばよいと指示されたのだと。
カイラはビエナの陰湿さをおぞましいと感じながら、あなたと父は家門のことに口を挟む権限がないのよとはっきり言い放つのだった。
【51話】感想
今回はずっとカイラとビエナのやり取りだけでしたが、ビエナがひたすら愚かですね…。
カイラも苛立ちや呆れ、そして不快感の入り混じった表情を見せていました。ビエナの腐った性根が直ることは一生ないのでしょう。
とにかく狩りに同行したいと言うビエナですが、果たしてどうなるでしょうか。いっそのこと一緒に来てもらって痛い目に遭ってほしいですが。笑
いよいよ翌日に迫った狩猟大会がどうなるのか楽しみです。
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