ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
狩猟祭の2日前
狩猟祭の2日前。
一緒に参加する家臣が2人オルシエ侯爵邸に到着した。カイラと共に狩猟地へ移動するためである。
キャラマン大公領はかなり遠く、そんな大移動の後に狩りをするなど可能なのか…?とカイラは少し疑問を感じていた。
ソレンは何だか不安そうな表情を浮かべている。どうやら彼女もカイラと共に行きたいようだが、狩猟祭には使用人のような付き人を同行させることが出来ないため仕方ないのだ。
貴族であれば同行可能だが、あいにくジェーンは父の薬の件があって連れて行くことはできない。
心配をかけたくないカイラは、ジェーンに余計なことは言わないでねとソレンに言うのだった。
一方でフェイロンはなぜか音信不通のまま。
彼が乗馬練習の約束を守れなかった日から、カイラは彼に連絡を取ろうとしたが通信石はつながらず、第二皇子宮まで出向いたものの彼は不在だった。
一体どうしたんだろうかとカイラは少し心配そうにするのだった。
そのころフェイロンは
そのころフェイロンは森の中、大量の魔物に囲まれて激しい戦いを繰り広げていた。
そこには第四皇子エルカルも一緒にいる。
こちらの戦力は騎士や魔法使い、治療師などを合わせても30人足らず。それに対してまだ魔物は12体も残っている。
この時点でろくに寝ることもできず、既に3日間も戦い続けているのだ。
このような状況になったのは、皇后から視察を命じられたため。急遽変わった狩猟地がどのような状況なのかを事前に確認するという簡単な任務だったはずなのだ。
それはちょうどカイラと乗馬の練習をする約束の日のことであり、彼女との約束を守れなかったのもこのためである。
到着した森は静かであり、定期的な討伐がなされていたためか、時々野生動物が飛び出してくる程度であった。
問題が発生したのはキャンプ地を作って食事の準備をしていた時、突然大量の魔物が襲撃してきたのである。
どこから湧き出てくるのか、現れる魔物を倒し続けて目の前にいる魔物はやっと12体。
彼らはフェイロンとエルカルを中心に魔物に立ち向かい、次々とフェイロンが魔物を切り伏せて残り2体となった時、一瞬の隙を突かれて攻撃を受けてしまう。
魔物の攻撃はフェイロンに直撃したが、なんと彼は無傷だった。これが僕を助けたのかな?と彼は地面に落ちた布のようなものを拾う。
切り裂かれたその布は元々フェイロンが懐に入れていたもの。それが無ければ彼の腹部は引き裂けていたかもしれない。
フェイロンはそれをギュッと握りしめて、カーラ…と心の中で彼女のことを想い、微笑んでいるのだった。
【43話】感想
まさかフェイロンがこういう形で罠にはめられていたとは。新たな狩猟地の視察という名目で送り付け、魔物に襲わせようというのですね。
前回の話でラカンもフェイロンが死ぬことを確信してご機嫌だったわけです。本当に皇后とラカンは卑怯というか手段を選ばないといか。
ちなみに第四皇子エルカルも一緒ということで、皇后たちからしたら彼も邪魔な存在だったのでしょうか。
無事に生きて帰って皇后とラカンたちへの逆襲を見せて欲しいところ。
最後にフェイロンの命を助けたという懐に入れていた布のような物。それは一体何だったのでしょうか。
カイラのことを思い浮かべていましたが、これまで彼女が関係するエピソードでそんな布は出てこなかった気がしますが。真相が気になりますね。
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