ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第18話 | 第19話 | 第20話 |
「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【19話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
不正が明らかに
カイラがハルペン伯爵夫人の屋敷から帰るとブアゼルから報告が。
彼女が出かけていた間に封臣会議が実施され、帳簿と資料をくまなく確認した結果オルシエ侯爵の横領が明らかになったのだと。彼は3か月の業務停止処分が下ったみたいです。
ついにオルシエ侯爵の不正が明かされましたね~。
封臣会議で彼がどのように追い詰められるか楽しみだったのですが、カイラが帰ってきたらもう終わってしまっているとは…。どうせ無様に声を荒らげたりしていたのでしょう。笑
父が業務停止中はタウンハウスの財政権が手に入り、その間に爵位を継いでしまおうというのがカイラの計画のよう。
父の愛情を求めていた頃を思い出し、今がどれほど快適かを実感してカイラは清々しい表情を浮かべていました。
あんなろくでなしからの愛情を求めていただなんて本当に馬鹿らしいですね。カイラにはこれまで苦しんだ分これからの人生を充実して過ごして欲しいです。
皇帝への謁見
カイラが皇帝と約束した日が来ました。彼女はフェイロンにも同席してもらって皇帝に謁見することに。
彼女の目的は皇帝に預かっていただいていた爵位を再び授けてもらうということでした。
現在のオルシエ侯爵はあくまでも臨時の代役であり、正式には皇帝に爵位を預かってもらっている状態のよう。
それを証明する公証書をカイラの母が生前皇帝から授かっていたみたいです。
本来であればカイラが成人した時に爵位を受け取るべきだったみたいですが、臨時侯爵である父に公証書を隠されていたため、これまで爵位を要求できずにいたのだと。
本当に何から何まであの父親は厄介ですね。臨時のくせにいつまでも居座ろうとしていたとは。
それからカイラはオルシエ侯爵家後継者としてカイラ・オルシエの爵位継承をお願いし、皇帝の前で跪くことに。
皇帝の答えはどうなるのでしょうか。何も問題なく爵位を授けてもらえるといいですね。
権力者との遭遇
ちなみに皇帝に謁見する前の出来事で、カイラはとある人物と顔を合わせることに。
それはレディー・カンジェラという女性。皇帝の愛人という噂もあるみたいですが、実際は皇帝の私財を管理する役割を担っている人物なのだと。帝国経済を一手に担う権力者なのだとか。
かなり凄い人物みたいですね~。
そんな彼女はカイラの母に助けられた過去があり、カイラに会いたがっていたらしく。そして恩人の娘ということで彼女はカイラに好意を持ってくれているみたいです。
またレディー・カンジェラはフェリペと呼んで欲しいのだと。それだけカイラと親しくしたいのかもしれません。
皇帝への謁見のために皇居に来たのにこんな権力者と近づくことになるとは。今後カイラにとって心強い味方になってくれそうですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第18話 | 第19話 | 第20話 |