ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【108話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
パーティー会場の状況
皇室のパーティー会場ではカイラに関して酷い噂が流れているよう。
彼女が私生児であることはこの間から噂されていましたが、そのうえビエナのことを虐待していたという話まで。令嬢たちはビエナに同情しているのだとか。
あることないこと好き勝手言われて腹が立ちますね~。やはりここまでデマの話を作ったのもトリマン伯爵でしょうか?
ただその話を聞いたカイラは、噂を流した黒幕はラカンなのではないかと推測していました。フェイロンとの破婚を狙っているのだろうと。
これに関しては濡れ衣ですね。むしろ第106話でラカンはビエナに警告していたくらいなので、カイラの悪い噂は許さない派ですから。
まあカイラにそう思われるようなことを前世でやったのはラカンですから自業自得ですけどね。
パーティー会場の状況を知ったらラカンは何か行動を起こしてくれるでしょうか。彼の動きには注目ですね。
フェイロンは知っていた
カイラは皇帝から聞いた自分の実父に関してフェイロンに明かしました。
するとなんとフェイロンはすでに知っていたよう。彼はカイラの父がキャラマン大公であると分かっていたみたいです。ただ娘のことを混乱させたくないからと秘密にするよう頼まれていたとか。
これはちょっと意外でしたね。自分だけ知らなかったということでカイラはちょっと釈然としない表情にも見えました。
それからフェイロンはキャラマン大公から頼みごとをされていて、カイラが真実を知った時にある物を渡して欲しいと。それはクリスティーナへ贈ったプロポーズリングでした。
キャラマン大公はクリスティーナのプロポーズまでしたのに皇帝に結婚を反対されたんですね…。
当時彼がどんな心情だったのかが気になるところです。
本当の姿
プロポーズリングにはある機能があり、カイラが身につけると彼女に母クリスティーナの姿が投影されることに。
その姿は小麦色の髪に緑色の瞳でした。それがクリスティーナの本当の姿なのだと。
以前第85話の話でまさに大公城の者たちが言っていた姿ですね。カイラの記憶の中の母は金髪に赤い瞳と自身によく似た容姿だったわけですが、大公城の者たちが言ったほうが正しかったわけです。
ということはクリスティーナは魔法で姿を変えていたということなのでしょうか?
またカイラの金髪はキャラマン大公から受け継いだものらしく。キャラマン大公の本当の髪色は金髪なのだと。そうなると彼は今髪色を変えている状態なのでしょう。
キャラマン大公はカイラとの親子関係がバレないため、そしてクリスティーナのほうがカイラの母として疑われないため、それぞれ容姿を変えていたのかもしれませんね。
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