ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」の感想と考察になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【106話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
苛立つビエナ
ビエナは最近の自身の置かれている状況に苛立っているよう。
皇后の意向でトリマン公爵家で暮らすようになってからは屋敷内で冷遇され、そんな現状に不満を感じているみたいです。
何ならこの間の新年祭のときにビエナに毒を盛ったのは間違いなくトリマン公爵で、ビエナもそのことを認識しているくらいですからね。
あと社交界ではカイラが私生児だという悪い噂が流れているわけですが、それを広めた黒幕であるトリマン伯爵はビエナ発信だという話も広めているらしく。
確かに第99話でプライベートな空間でビエナが発言していたことは事実ですがトリマン伯爵の悪意が感じられますね~。
カイラ側の人間に目を付けられるのを避けるため、ビエナを盾に使おうということでしょう。
そのことを知ったビエナは何も知らないふりをし、これ以上皇后やトリマン公爵たちにいいように利用されないようにと警戒心を強めていました。
ここにきてますますビエナの立場は厳しくなっているようですね。カイラの怒りを買ってオルシエ侯爵家を追い出されたことが全ての始まりですから自業自得としか言いようがないです。
ラカンからの警告
ビエナのもとにはラカンがやって来て、彼はかなり怒っているよう。
ラカンもまたカイラが私生児だという噂を知り、そしてそれを広めたのがビエナだという話も耳にしたみたいです。
それでカイラを陥れようとしているビエナに怒りを感じているわけですね。
まさにトリマン伯爵の思惑通りかもしれません。カイラを擁護したい側の人間の怒りがビエナに向かっているわけですから、トリマン伯爵からしたら最高の盾でしょう。
噂を広めたのは自分じゃないのにとビエナは悔しそうにしていますが、この仕打ちも全て自業自得ですよね。
それからラカンはビエナに警告していました。これ以上自分とカイラの邪魔をしたら、私生児なのはビエナのほうであることをバラすと。
確かにビエナは父トラビスと婚姻関係のないディエラ・トラン男爵夫人との子ですから、彼女もまた私生児でしたね。
このことが知られたら皇后に捨てられるとビエナは焦っている様子。ビエナにとっては厳しい状況が今後も続きそうです。
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