ピッコマで公開されている「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」のネタバレと感想になります。
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「せっかく公爵令嬢に転生したんだから長生きしたい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【44話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
后妃の意向
宮殿のテラスでのこと。ローエンハーツは、アドリアーナの葬儀に行ったときのことを考えていた。
あの日、棺桶で眠るように横たわる彼女を見て、胸が痛くなった。
そこに、ローエンハーツの母である后妃がやって来た。
侍女にお茶を出すように指示すると、彼女はローエンハーツの向かいに座った。
ローエンハーツは本を読んでいたところですと言うが、さっきから1ページもめくっていないわねと指摘する后妃。
そして、クレセンテ公爵家については残念だった。あんなに愚かな家門だったとは…あそことは縁がなかったと思いなさいと言う。
ローエンハーツは公爵家との結婚は積極的に進められていたではないですかと言うと、公爵家と血のつながりのないシャロン令嬢よりも正当な血統のアドリアーナ令嬢の方がいいと答えた。
しかも、皇室と彼女との結婚を進めれば、今回のことで名に傷がついた公爵家の威信を立てる名分が立ち、お互いに利点があるのではないでしょうかと言う。
クラウディアンの考え
お前も知らないはずはないだろうが…と前置きすると、后妃はクラウディアン第1皇子の話を始めた。
クラウディアンは天界で活躍をし、その功により天界の宝を得た。
彼を助けた2人の仲間のうちの1人が地元下級貴族の娘「ラモナ・アクター」。そして、もう1がアドリアーナの兄である「テオドール・クレセンテ」
元々はテオドールを牽制するためにマリアンヌとシャロンを支持していただけだ。でも彼女たちが失脚した以上、クレセンテ公爵家はテオドールが後継者となる。
そうすると、ラモナ・アクターとクレセンテ公爵家はクラウディアンの勢力となり、公爵家を抱き込むにはもう遅いのだ。
ローエンハーツの花嫁候補は私の方で探すため、お前はもう公爵家を行き来する必要はないと言う。
后妃の話を聞いたローエンハーツは、結婚の話は少し先延ばしして考える時間が欲しいとお願いする。
クラウディアンがもうすぐ宮殿に戻ってくることから、時間がないと言う后妃。そして、お前を支えてくれる良い家柄の娘と結婚することが勢力を増やす最も早い方法であると。
しかし、ローエンハーツも引き下がらなかった。
もし、一生の伴侶を急いで決めてシャロン令嬢と結婚してしまっていたら、今回の騒ぎで皇室の汚点になっていたはずであると。
後悔したくないと訴えると、后妃は時間をあげることを承諾し、これだけは肝に銘じるようにと言った。
クラウディアンは仲間であるテオドールへのお返しとして、皇室と姻戚関係を結ぶ栄光を与えようとするだろう。
つまり、クラウディアンはアドリアーナ令嬢と結婚する考えがあるのだと。
ローエンハーツは手をぎゅっと握ると、手に入らなくなってから自分の気持ちに初めて気が付くなんて…もう少し早く決断出来ていたら今ごろ全てが変わっていたのかな…と後悔するのであった。
【44話】感想
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