ピッコマで公開されている「緑陰の冠」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第97話 | 第98話 | 第99話 |
「緑陰の冠」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【98話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
リゼロッティ伯爵夫人のパーティーで
ユスタフが仕事で遅れるため、リゼロッティ伯爵夫人のパーティーにルミエとともにやって来たラン。リーゼと合流すると、ソルス伯爵とその取り巻きから嫌がらせを受けることに。
1人の令嬢がわざとランに赤ワインをこぼそうとすると、ランを庇って赤ワインを被るルミエ。
彼が着替えるため席を外すと、令嬢たちは体調が悪かったからフラフラしてしまったのだと言い訳をします。
無理して出席するより療養することをお勧めすると、ランは笑顔で言い返すのでした。
赤ワインを被ったルミエが大丈夫ですお構いなくとスマートに言った姿が昔の荒々しかった時とはだいぶ変わったなと思いました。
髪を切ってイケメンさが増しましたね~。
オリビア皇后の影響
リーゼやキリックス公爵と一緒に過ごすラン。嫌がらせした理由は嫉妬の他にオリビア皇后の影響だろうと話をします。
心の中でもっと面倒なことにならないように社交界を2つに分裂させようかと企むラン。
そんな姿を見たリーゼはランが狩りを控えた猫のようだと表現するのでした。
嫌がらせをされてもへこたれずに、社交界の分裂を企むランが頼もしくて恰好が良かったです!
狩りを控えた猫の表現がぴったりですね。笑
皇太后の友人
さっそく行動に移すランはウスラ公爵夫人の元にやって来ました。彼女はカティア皇太后の友人であり、皇太后の威を借りて社交界を牛耳っていた人物。
しかし、今は皇太后と同様厄介者扱いされているため、そこを利用と考えたのです。
ランは皇太后を気にかけ、今までたくさん恩恵を受けてきたと話すと、皇太后に挨拶がしたいとお願いをします。
ウスラ公爵夫人はそれを受け入れると、他にもリゼロッティ伯爵夫人など何人か紹介してくれることになるのでした。
カティア皇太后側のウスラ公爵夫人は今の社交界を牛耳るオリビア皇后をよく思っていないでしょうし、さすがいいとことに目を付けましたね!
皇太后に接触するほか、他の味方になりそうな紹介もしてくれそうで助かります。今回のパーティー主催者のリゼロッティ伯爵夫人とも親しいのですね。
遅れてきたユスタフが見たのは
遅れて、パーティーにやって来たユスタフ。リゼロッティ伯爵夫人にパートナーがいないなら令嬢を紹介すると言われると、先に来ていると答えます。
ランを探しだすと恐ろしい表情をするユスタフ。
その視線の先には令息3人に囲まれているランの姿が。リゼロッティ伯爵夫人に男性を紹介され、馴れ馴れしくしてくる彼らにランは困惑している様子。
1人の令息がランをダンスに誘うと、ユスタフが私のパートナーに用事があるのかな?と怖い顔をしてやって来るのでした。
令息にべたべたされているランを見て恐ろしい表情をするユスタフがかっこよすぎました!
ユスタフは他の目に触れさせたくないためにランを閉じ込めておきたいとまで思っているのに(前にこんなことを言っていたような…)、こんなにベタベタされたら許せないでしょうね!
今回の話はシリアスなことで終わりかと思いましたが、最後の最後にユスタフの嫉妬する姿が見れてよかったです!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第97話 | 第98話 | 第99話 |