ピッコマで公開されている「緑陰の冠」の感想と考察になります。
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【66話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
真意
リリーの元に案内するユスタフに、そろそろ話を切り出す時ではないかと…ランの体をゆっくりと弱める薬のことと言い出すハレシュ。
一瞬、とても驚きました。まさか、ハレシュにそんな薬を頼んでいたの!?かと。そんなわけはないはずなのですが(最近のユスタフはランに好意があるとしか思えないですし)、しれっと話始めるのでこっちがドキっとしてしまいました。
しかし、ユスタフは表情を変えずに、じゃあくれるのですか?と。
ハレシュはこう話を持ち掛けることで、ユスタフがランの敵になる存在ではないのか探ってみたようです。
ハレシュも彼がランの敵ならば診察してほしいなんて言わなかったはずだとわかっています。それでも、ユスタフにかまをかけてみたのは、ユスタフがランに害を及ぼす人間かどうか気になったから。
どうやらハレシュは本当にランの味方になってくれたようです。想像以上にハレシュはランのことを気に入っているようですね。
これは友情のようなものなのでしょうか?まさか恋心?ともかく、人間嫌いだったエルフがランを大切に想うのはすごいことだと思います。
リリーの診察
リリーの診察を行うと、エルフ村で治療すれば助かる可能性があると言うハレシュ。しかし、兄のルミエは連れて行けないと。
その理由はルミエから血の匂いがぷんぷんとするから。
どうやら、ハレシュはルミエが今まで人に手を掛けてきたことを見透かしているようです。
殺人なら自分もしたことがあるとユスタフは言いますが、ルミエはそんなレベルの話ではないようです。
エルフがそうなのか、ハレシュが特別なのかはわかりませんが、そんな細かいことまでわかるくらい鼻が利くみたいですね。
そういえば、ランがアルカのところに交渉しに行ったときも、ためらうことなくアルカたちを殺してしまっていましたよね。
しょうがないとは言え、奴隷でリリーを人質に取られていたルミエは今までたくさんの殺人をせざるを得ない状況だったのだと思います。
リリーの目の前でそんな話をされるのはルミエが気の毒でしたし、ユスタフはよりいっそうルミエを警戒するでしょうね。
リリーだけをエルフ村で治療してもらうか、人間の治療では半年も持たないかもしれないリリーと一緒に過ごすのか。ハレシュは回答の期限を1日後に設定しましたが、ルミエがどの道を選ぶのか気になるところです。
警戒対象
2人で話がしたいとルミエを呼び出すユスタフ。まずはランに何を言ったのかを尋ねますが、ランが言わなかったなら答えないと言うルミエ。
お前を騎士団の試験を受けられるように頼んできたとユスタフが明かした時の驚いたようなルミエの反応から、本人が頼んだわけではないのだと悟るユスタフ。
前回、ルミエはランのそばで仕えたいと言った話をランはそれは伏せて、青炎の騎士団の入団についてだけユスタフに尋ねていましたよね。
結局、ルミエは明日の早朝に騎士団の試験を受けることになりますが、彼へのユスタフの視線が怖かったです。
ランとどこで知り合ったのかもわからない、ハレシュには血の匂いがすると言われている、しかもランのことを慕っていそう。。ユスタフからしたらルミエは警戒対象でしかないですよね。笑
そういえば、ルミエは今回いつもよりちゃんとした服を着ていました。素材はいいので、髪型とか服装をちゃんとしたらもっとイケメンになるのに!と個人的に思っています。
ユスタフとルミエはこれからランを巡る恋敵となりそうですし、だとしたらもっとユスタフの相手にふさわしい姿のルミエ(?)が見たいです!
もし、騎士団に入団できたら、もっとかっこいいルミエが見れるのでしょうか?今から楽しみです~。
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