ピッコマで公開されている「緑陰の冠」の感想と考察になります。
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「緑陰の冠」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【111話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ユスタフの気配
悪夢を見て目が覚めると、ユスタフの気配を感じるラン。
ユスタフは視力を失ったランと直接会う勇気がなかったのか夜の寝ている間にランに会いに来ていた様子。
ランはユスタフ?と尋ねると、彼に触れてやっぱりそうだったと微笑むのでした。
いつも明るくて前向きなランが弱ってしまっている姿が痛々しくて見ていて辛いですね。
ユスタフはランが失明してしまったことに責任を感じていてなかなか会いに来れなかったのでしょう。
ランは明るく振舞っていましたが、ユスタフが彼女を見つめる表情は悲し気でした。暗い展開が続いていますが、2人の幸せな姿が見たいですね…。
ランが確認したかったのは
ランがシナの印象を尋ねるといい人のようですねと答えるユスタフ。
彼はシナとはろくに会話していないもののランが救った人だからそう答えたのですが、その返答はランを不安にさせた様子。
ランからユスタフにキスをして寝ようかと誘うと、いつものランとは違うことに気が付くユスタフ。自分が他の女性と関係を持つような奴に見えるのですかと言うと、自分のことがまだ好きかというランの質問に対して好きだという気持ち以上だと答えます。
ユスタフにキスをされ安心した様子のランは、他の人を好きになったら言ってほしいと告げて眠ってしまうのでした。
ランが関係を持とうという意味で寝ようと言ったのはすごく驚きました。今弱っているランにとって、シナの存在には敏感になってしまっていますね。
ランが本当に聞きたかったのはユスタフがまだ自分を好きでいてくれるかどうかで、彼の態度と言葉で安心できたようでよかったです。
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