ピッコマで公開されている「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」のネタバレと感想になります。
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「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【28話】ネタバレ
後継者
どうしてそんなに怒っているの?とポンタインに聞くロクサナ。
彼は父のラントやデオンのことでイライラしていたのだ。
ロクサナはラントが年を取ったせいか人を見る目が衰えたと前置きすると、この前ポンタインとデオンに与える機会が不平等だとラントに訴えたという。
そして、それを聞いたラントは怒ってしまったと。
デオンよりもポンタインに後継者になってほしいとロクサナが言うと、ポンタインは勝ち誇ったような不気味な笑みを浮かべた。
ポンタインはロクサナの言う通りだと言うと、ロクサナも自分同様に十分な機会を与えられていないと話した。
ロクサナは寂しそうな表情をすると、ラントが自分を装飾品のように連れるのが好きだからしょうがないことだと言った。
ポンタインはこう思った。
あの凄まじい毒蝶の主なのに、父の飾り物でしかないロクサナが持っているものといえば整った顔だけ。
3年前、カシスを残忍に殺したのは、やはりただの噂だったのか。
父親が一緒だとはいえ、どうせ数年前までは近親婚が頻繁に行われていた。
だから次に俺がアグリチェの当主になったら…
妹であるロクサナを手に入れると言わんばかりに笑うポンタイン。
そして、俺だけを信じろと言うと、ロクサナはやっぱり信じて頼れるのはポンタイン兄さんしかいないと答えるのだった。
屋敷へ
2人が別れ、ロクサナが彼のことを愚かな人間、私に手を出そうなんて100年早いわと思っていると、ジェレミーに声をかけられる。
今、ポンタインが戻って来たということは、屋敷にデオンも来ているはずだ。
ロクサナはジェレミーに、帰ろうと言った。
屋敷に戻って来た2人。ラントに会ってくるから、ジェレミーに先に部屋に戻るように促すロクサナ。
ジェレミーはしょうがないねと笑うと、明日も会ってねと言い、その場を立ち去った。
3年前の出来事
以前よりもさらにジェレミーが私に心を開いたのは、3年前の月間評価でのこと。
彼は試験で"試験官が命令することは必ず遂行すること"を課せられた。
そしてその内容とは、ロクサナを殺すということ。
ジェレミーは彼女を剣で突き刺し、自責の念に駆られていた。
そこに現れたのがロクサナ。
ロクサナを殺すことという命令は、ロクサナ自身がジェレミーに幻覚を見せていたものであり、本物のロクサナは生きていた。
うずくまり自分を責めるジェレミーに対して、あなたはいつも通り私の言うことを聞いただけだし、月間評価で現れた私は全て幻覚だよと優しく声をかけるロクサナ。だから、私を殺していないのよと。
もし命令に反したら死ぬのはあなただったのよと言い、よくやってくれたとジェレミーを褒めるのだった。
場面は現在に戻り、使用人がロクサナに声をかけてくる。シエラがロクサナに会いたがっていると言うのだった。
【28話】感想
ろくな人間がいないアグリチェの一族にも、姉のロクサナに対しては優しいジェレミーがいてよかったですね。
ジェレミーに対してロクサナが幻覚を見せたという明確な描写はありませんが、生きているということや彼女のセリフから、そういうことだと思われます。
ジェレミーが成長して大人の男性になっていましたが、まだ出てきていないデオンがどうなってるのかも楽しみです。
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