ピッコマで公開されている「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第26話 | 第27話 | 第28話 |
「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【27話】ネタバレ
誓い
お前がどうしてこうまでしてあいつを生かそうとするかわからないねと話すデオン。
彼が握っていた手を開くと、毒蝶はひらひらと飛んでいく。
デオンが立ち去ろうとした時、ロクサナは行かないでと言った。
思いがけないロクサナの言葉に足を止めるデオン。
彼がロクサナの方を振り向くと、さらにこう言った。
行かないで、デオン。
2人の周りにはひらひらと毒蝶が舞っている。
まるで引き寄せられるかのようにロクサナの近づいていくデオン。
ロクサナは彼の頬をそっと触ると、つまらない男だと言い、にやっと笑った。
あんたの考えていることなんて全部お見通しよ、あんたが何をしたって私の気持ちは変わらない。
ロクサナは目の前にいる男が心底嫌いであった。
あなたがどうしても私を思い通りにしたいなら、あなたも私も地獄に行くしかないねと言うと、彼を抱きしめた。
その日、私は新しい束縛の契りを結んだ。その果てで待っているのが"奈落"であると知りながら。
小説「奈落の花」
シルビアはジェレミーから、兄のカシスが死んだことを聞くと取り乱した。
私がどれだけ探したか!と泣き叫ぶと、ジェレミーは彼女に謝罪した。
シルビアの兄だと知っていたら俺もどうにかしてたし、俺はあの時知らなかったんだよと言い訳すると、彼女を必死になだめようとする。
ジェレミーは彼女のご機嫌を取ろうと、ロクサナが趣味で眼球収集しているからカシスの目を持っているかもしれないと話した。
望むなら持ってきてあげようか?と言うジェレミーに、シルビアは殺すぞと吐き捨てた。
ジェレミーも兄弟もカシスを殺したアグリチェの全ての人間を殺すというシルビア。
必ずこの手で全員殺してやる、それ相応の最期を。
ー 「奈落の花より」 ー
3年後
あれから3年後。
ある雪山で、デオンさえいなけりゃ俺が…!!と腹を立てている青年。
彼の名はポンタイン・アグリチェ。ラント・アグリチェの長男である。
気分を晴らすには奴隷で遊ぶのもいいけど、やっぱり血が見たいんだよ。
背負っていた剣を抜こうとした時、向こう側には何もないよという女性の声が。
そこはもう全部片づけてしまったから、1つも残っていないよと。
彼が振り向くと、そこには大人の女性になったロクサナが立っていた。
【27話】感想
ロクサナに呼び止められてからのデオンの様子がちょっとおかしい気がしました。
明確に描写されているわけではありませんが、もしかしてロクサナの蝶の力で操られたりしているのでは?というような気もしてしまいます。
また突然3年後の描写に移りましたが、一体どういう状況なのか、気になります。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第26話 | 第27話 | 第28話 |