ピッコマで公開されている「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」のネタバレと感想になります。
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「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【18話】ネタバレ
辛辣な言葉
ロクサナは母に辛辣な言葉を浴びせる。
お母様があの場に行って何ができると思ったのですか?と。
今も結局魔物に遭遇して倒れたのは私ではなくお母様であり、私を救うどころか、魔物から逃げるために他の人におとりに使われる可能性さえある。
そんなことも考えずに勝手な行動をするのはやめてください。面倒をかけられるのはまっぴらごめんです。
そのような言葉を残して部屋を立ち去る。シエラはただただ呆然とするしかないのであった。
父への報告
部屋を後にしたロクサナは、ラントが正門を通過したという報告をエミリーから受ける。
そして、ついにあの事実を伝えるときが来たわと思うのだった。
父ラントと顔を合わせたロクサナは、全ての準備は整ったと心の中で思いながら、毒蝶が孵化したことを伝えた。
残り問題を解決するためには私が舞台に立つだけ。
どんな蝶に育てるのかとラントに問われると、もちろん殺傷用の蝶に育てるつもりだと答えるロクサナ。
ラントは彼女を褒めた。
そしてロクサナはデオンとすれ違うと、さっきもう一発殴ればよかったと言う。
カシスがシエラを助けなかったらどうするつもりだったのかと問うと、デオンはべつにどうもしないと答えた。
そしてデオンはロクサナの耳元に顔を近づけ、俺はお前の泣き顔が見たいだけだとコソッと言ってくる。
その言葉にロクサナはクスッと笑い、泣き顔なんてあなたが死ぬまで今後絶対に見ることはないわと言い返すのだった。
廊下で一人になったロクサナは、鏡に映る自分を見て考えていた。
自分は誇り高きアグリチェであり、尊敬する父に誰よりも似た娘。こうやっていつも自分い言い聞かせてきたが…本当にヘドが出る!
そう思い、拳をギュッと握りしめるのだった。
カシスの幻覚
カシスは眠りの中で幻覚を見ていた。
そこでは銀髪の女性が死にそうになって倒れている。
そして誰かからこう言われている。
自制の効かないお前の力はまるで災いだ。金輪際今回のようなことにお前の力を使ってはならない。我々は高貴な審判者ペデリアン。その名を胸に刻み忘れる出ないぞ。
その名を汚す者は必ず破滅する。今からお前に…禁制を下す。
その言葉と同時にパキパキと何かが崩れていく。
すると次の瞬間ロクサナの声が聞こえ、ここは幻覚部屋だから全て幻よと言ってきた。
その話しかけてきたロクサナも幻である。その幻である彼女は母を助けてくれたことに礼を述べていた。
そして次に目を覚ました時には現実に戻っているから安心してと。
カシスはその不思議な空間を心地よく感じ、この幸せな時間がこのまま永遠に続くような気がした夜だったと思うのだった。
【18話】感想
ロクサナがこのタイミングで毒蝶が孵化したことを明かした意図とはいったい何なのでしょうか。
カシスを逃がすための計画に繋がっているのか、彼女の考えが気になるところですね。
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