ピッコマで公開されている「離婚した悪女はケーキを焼く」の感想と考察になります。
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「離婚した悪女はケーキを焼く」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【80話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
レイモンドの罪を問う裁判
レイモンドの罪を問う裁判の場。第76話での殺人未遂の件ですね。彼はカーリクスに毒を盛って殺そうとしていました。
そこで彼はしらを切ろうとしているよう。自分が魔物の毒を使用した証拠などあるのかと。
犯行現場を皇帝が自らの目で見ていたにもかかわらず、陛下のただの見間違えだったのではとレイモンドは言い出したのです。そんな主張が通用すると思っているのですかね…。
この期に及んで無実を主張するレイモンドに皇帝は呆れた様子であり、法廷の場へ証人を呼び込むことに。そこに証人として現れたのはセレーナでした。
そして彼女はこれまでのレイモンドの悪事について全て暴露。カーリクスを害するために魔物の毒を入手していたこと、反逆のために自分らの商団から金を引き出して武器を買い集めていたこと、そして自分に全ての罪を被せられた皇帝毒殺未遂も彼の指示だったと。
セレーナは武器購入時の記録など物的証拠も提出し、もうレイモンドは言い逃れ出来ない状態に。
以前第70話でセレーナは黙って一人で地獄に落ちるわけにはいかないからと誰かを道連れにしようとしていましたが、そのターゲットはやはりレイモンドだったわけですね。
セレーナはカーリクスとの取引により、裁判で証言する代わりに命だけは救われたよう。セレーナ自身もレイモンドに復讐すべく証言台に立つことを自ら望んでいたわけなので、ウィンウィンの取引と言えそうですね。
判決は
セレーナの証言によってレイモンドはもう言い逃れは出来ず。皇帝は彼に爵位の没収と皇位継承権の剥奪を言い渡していました。
そのうえ余生は西部海岸にある罪人たちが閉じ込められる塔で一生過ごさなければいけないと。
レイモンドは不服そうに最後まで抵抗していたものの、そのまま強制的につまみ出されることに。これにてカーライルのレイモンドとの争いにも完全に決着がつきましたね。
裁判が終わった後にセレーナはエリンに謝罪。心から申し訳ないと思っているようで、その気持ちはエリンにも伝わったみたいです。
当然これまでの悪事が許されるわけではないですが、レイモンドよりは綺麗な終わり方でしたね。
平穏は続かず
判決通りレイモンドは罪人の塔に幽閉され、カーリクスは皇帝によって正式な後継者として公表されることに。
次期皇帝の誕生に明るい未来が見え始めたところ、平穏は日々は続かず。なんと皇帝が倒れてしまうという。
後継者問題が一段落して力が抜けてしまったのか、それとも病気か何かですかね…?とにかく無事を祈りたいところです。
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