ピッコマで公開されている「離婚した悪女はケーキを焼く」の感想と考察になります。
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「離婚した悪女はケーキを焼く」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【75話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
森を出ると
老婆に別れの挨拶をして森の出口へと向かうカーリクスとエリン。
前回精霊が不吉な予感がすると言っていましたが、それについてはお互いに気をつけようと言って別れたみたいですね。
ただ森の出口にたどり着くと、そこにはおぞましい光景が。辺りの植物は枯れ果てて不気味な雰囲気が漂っており、そしてなんとカーリクスらと同行してきた大公家の護衛騎士たちが全員倒れているという。
訓練された騎士たちがこんな簡単に全滅するとはと信じられない様子のカーリクス。
前回ラストシーンでチラッと登場した凶暴そうな魔物にやられたのですね。騎士たちは皆毒に侵されてしまっているよう。
そしてカーリクスの背後にはその魔物が現れて襲い掛かってきて、先に気づいたエリンが叫んでいました。
そこから先のシーンは描かれず…。北部旅行で悪いことが起きると予感させる描写がありましたが、まさにこのことだったのでしょうね。
一か月が経ち
それから一か月が経ち、カーリクスは毒に苦しみながらも首都の邸宅で療養しているよう。
そして世間にもその事実は知られているようで、カーリクスが魔物の毒に侵されてしまっているらしいと噂されているとか。
ひとまず命を落とさずに済んで良かったですが、ただまだ毒に苦しんでいるということは、エリンの能力をもってしても完治させることができない毒ということなのでしょうか?
魔物に襲われたシーン以降エリンの登場は無く、そこら辺がどうなっているのか気になるところです。
やはりレイモンドの仕業
カーリクスが療養中だという話はレイモンドの耳にも届き、なぜまだ生きているんだと彼は怒っているよう。
やはり魔物に襲わせた黒幕は彼でしたか…。その魔物の毒を浴びたら確実に死ぬはずであり、カーリクスがまだ生きていることにレイモンドは焦りを感じているみたいです。
それからお見舞いのついでに特別なプレゼントをしてやろうと呟き、レイモンドは怪しい小瓶を取り出すことに。
もちろんそれも毒薬であり、カーリクスに飲ませようと考えているようです。凄まじい殺意ですね…。
兄のお見舞い
カーリクスのもとにはレイモンドがお見舞いにやってきました。
神官たちの治療を受けているからだいぶ良くなったと言いつつ、まだまだ苦しそうにしているカーリクス。
そんな彼に対してレイモンドは水を用意するから飲めと言って、こっそりと例の毒を仕込むという。ちょうど使用人も席を外してて彼にとっては絶好のチャンスのよう。
一方カーリクスは幼い頃を思い出すよと子供時代の話を始め、昔も兄に看病してもらったときは嬉しかったとお見舞いに来てくれたことに対する喜びの気持ちを伝えることに。
その話を聞いてレイモンドは一瞬躊躇したようにも見えましたが、結局用意した毒入りの水を差し出していました。やはりレイモンドには良心など無さそうですね。
またカーリクスはレイモンドの悪事に気づいていそうな気がしますがどうでしょうか…?これまでずっと敵意むき出しだったレイモンドが急にお見舞いに来るという時点で変ですから。
子供時代の話をしたのも兄を試したり、何か探りを入れたりする意図があったのではと。
それに魔物襲撃以降からエリンが全く登場していないのも不自然で気になるところ。
もしかしたらカーリクスの毒はエリンが治してすでに完治していて、黒幕を明らかにするためにまだ毒で苦しんでいるふりをしているだけという可能性もあるのではと思ってしまいます。
この後どんな展開が待っているのか楽しみです。
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