ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【97話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇帝クラウスへの処罰
反逆によってその地位を失い、部屋に軟禁状態となっている皇帝クラウス。
彼のもとには公爵たちがやってきて、大法官であるロウエン公爵の口から処罰の内容が伝えられることに。
それはすでに貴族会議で決定されたもので、ロウエン公爵が代表して伝えるということなのでしょう。
クラウスの罪はというと、帝国貴族の自由を制限し、民を守るべき皇帝の使命を果たさず、自身の利益のために罪のない人々の虐殺を命じたこと。また国法に基づいて行われる裁判を妨害したという罪も。
これは第92話、第93話あたりの話ですね。アイリーンが追い詰められた段階で裁判を中止すると勝手なことを言い、この場に集まった反逆者を皆殺しにしろなどと皇室近衛隊に命じていました。
やっていることがあまりにも滅茶苦茶でしたから、罪に問われるのは当然のことですね。
そしてクラウスに与えられた罰は皇帝の座からの廃位。それに伴う皇城からの追放でした。
これに対してクラウスは何か反発するようなことは無く、その決定を素直に受け入れることに。リアンたちの反逆が成功した時点ですでに覚悟していたのでしょうね。
クラウスの頼み
処罰の内容が伝えられた後、クラウスの希望でリアンは彼と2人きりで話をすることに。
そこでクラウスは愛する娘アイリーンのことは傷つけないで欲しいと頼んできました。罰なら自分が受けるから、あの子には罰を与えないで欲しいと。
さすがにそれは無理があるでしょう…。そもそも一番悪いことをしていたのは彼女なわけですし。
リアンはクラウスの頼みをはっきりと拒否。犠牲になった者たちは帰ってくることができないわけで、犯した罪の代償を払わずに済ませることはできないと。
まさにリアンの言う通りですね。アイリーンは罪のない人たちを地下に監禁したり、命を奪ったり、禁じられている呪術で服従させたりと悪事の限りを尽くしてきたので、極刑以外あり得ないと思ってしまいます。
アイリーンには少なくともクラウス以上の厳しい罰を与えて欲しいですね。
ちなみに今アイリーンは皇女宮に軟禁状態であり、エレノアが彼女に会いに行ってるところだとか。そこでどんなやり取りが交わされるのか続きが気になります。
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