ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【89話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
最後の裁判
ついに皇女アイリーンの罪を問う3回目の裁判の日がやってきました。これが最後の裁判であり、この日に帝国の運命が決まることになるよう。
皇女が悪質な罪を犯していたとなると国全体に影響を及ぼすことになりますからね。
その日はエイドリアン側の証人たちが証言することになっており、まず証言台に上がったのはビアンカ。
彼女は皇女をいじめる悪女として世間に知られているため、証言を始める前から傍聴席はざわついているよう。本当は真逆なんですけどね…。
そんな良くない雰囲気の中でビアンカは勇気を出して証言しようとするも、上手く声を出すことができず。それはアイリーンに沈黙の誓約を結ばされているため。
しかしそんな事実を誰も知るはずがなく、声が出せず苦しそうにするビアンカに対して傍聴席からは法廷で芝居はやめろと野次が飛んでくるという。
社交界での評判が悪いというだけでかなり不利なようですね。あまりにもビアンカが可哀そうです。
代理の証言者
ビアンカが声を出せずに苦しんでいる中、彼女を補佐するためにここに来たと声を上げる女性が。それはクレアでした。
彼女はエレノアの助手ですね。この状況になるのを想定して同行してくれたようです。
クレアはビアンカが証言できないのは沈黙の誓約を結ばされているからだと説明。そして誓約を強要してここ数年間ビアンカを支配し続けたのが皇女アイリーンだと暴露することに。
これには傍聴席もかなりざわついているよう。沈黙の誓約は帝国で厳しく禁じられた呪術であり、皇女がそのような悪事に手を染めていたとなったらますます大問題ですからね。
皇女側弁護人モロデル子爵は皇女がそのようなことをするはずがないと反論し、アイリーン本人は泣いているよう。もちろん同情を誘うための演技でしょう。
それからクレアは証拠があるということでストリングストーンを取り出していました。
ストリングストーンは誓約を結んだ両者を繋ぐ赤い糸が見える指輪ですが、ちゃんと狙い通りにアイリーンに繋がるのか心配なところ。この後どんな展開になるのか楽しみです。
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