ピッコマで公開されている「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の感想と考察になります。
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「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【84話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇女側の弁論
皇女アイリーンの罪を問う裁判の場。以前第76話で1回目の裁判が開かれており、これが2回目となるようです。
今回皇女側の弁論が行われ、証人としてドナーテ・マリチェが登場。エレノアの姑ですね。これまでも何度か登場しましたがとにかくエレノアを攻撃しようとする厄介な奴です。
ドナーテはエレノアがどれほど悪い人間かについて証言。マリチェ男爵家では財産だけを欲しがって家族を苦しめていたと。
言いたい放題ですね。家門内のことなど嘘を言ってもバレないでしょうから仕方ないですが…。
皇女側の弁護人であるモロデル子爵の話術もあって、会場はすっかりとエレノアには逆風の雰囲気になってしまったみたいです。
こうやって相手の評判を落とすのが皇女側の作戦であり、エレノア以外にもビアンカやエイドリアン、ブレインなど関係する人たちは皆社交界で悪い噂を流されているよう。
本当にやり方が汚くて許せないですね。
マリチェ領地から来た証人
また皇女側が用意した証人としてマリチェ領地の組合の女性が現れました。
その組合とはエレノアの元夫だったマリチェ男爵に被害を受けた人たちを後援するためにエレノアが作った組合らしいです。
その女性はエレノアについて悪い話を始めることに。実はそれは憑依前のエレノアのことであり、邸宅から裁判の様子を見守っている彼女も頭を抱えているよう。
憑依前のエレノアがやった悪いことについては彼女にはどうしようもないですからね…。証人も嘘を言っているわけではないだけに頭が痛い問題です。
ただ次第に話の流れが変わり、自分たちにとってエレノアは大切な恩人なのだとその証人の女性は主張。エレノアが作った組合のおかげでマリチェ領地の多くの女性が助けられたのだと。
これについては憑依後のエレノアの功績なのでしょう。
エレノアはすごく良い人だという予想外の証言に会場もざわついているようでした。
まさかこんな展開になるとは驚きですね。それにしても皇女側が用意した証人なのに、エレノアにとってプラスになる話が出てくるとは。何か手違いでもあったのですかね?
当然アイリーンにとっては面白くないでしょうし、弁護人のモロデル子爵も焦っているのではないでしょうか。
この後裁判がどういう流れになっていくのか注目です。
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